あらすじ
京都までの約500kmを15日で踏破した江戸の人々。その健康を支えたのは豆腐に小魚、たくあんに米と、つましいながら理に適った食生活だった。現在では世界各国から注目を浴びる和食のルーツである江戸時代の食の内容とその効能を余すところなく紹介する。健康で楽しく、生活が自然と正される江戸めしのスゝメ。
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Posted by ブクログ
今は欧米でヘルシーと言われてダイエット食になっている日本食は江戸時代に確立されたものでした。
世界で最初(?)の外食店と言われる料理茶屋の定番メニューの奈良茶飯、大豆や小豆、栗を醤油で味付けした煎茶でご飯を炊いたもの。川崎の万年屋が有名だったそうです。
江戸の女子に人気だったのが「芝居 こんにゃく いも かぼちゃ」だそうで、これも今に通じるかな?
独身男の多かった江戸時代に流行ったのが、屋台。すし、てんぷら、そばなどなど。広重の「二十六夜待ち」という浮世絵に沢山の屋台が描かれています。
江戸料理で一度食べてみたいのが「ねぎま鍋(ネギとまぐろの鍋」と「たまごふわふわ」