あらすじ
小学生のとき、担任の先生と町の外からやって来た男が駆け落ちしたのを忘れられない主婦。東京でバツイチ子持ちの恋人との関係に寂しさを覚える看護師。認知症の義母に夫とのセックスレスの悩みを打ち明ける管理栄養士。父と離婚した母が迎えに来て、まもなく転校することになる小六の女の子。発達障害のある娘を一人で育てるシングルマザー。小さな町で、それぞれの人生を自分らしく懸命に生きる女性たちを描いた感動作。
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Posted by ブクログ
面白かった。
とてもいい作品だと思う。
どんな人でも、それぞれ悩みがある。
言いたいことははっきり言う。
人に合わせすぎない。
いやなら、逃げてもいいけど、立つ鳥跡を濁さず。
ということが重要と学ぶ。
香坂がなかなかな人物になっていて…。
でも、子どもの頃に、そんな場面に出会ってしまって、それが心の傷や影になってしまったんだな。
あさみの言葉にもあったけど、悪いことの裏にはいいこともあって…みたいな、バランスよく生きるのがよいと思った。
Posted by ブクログ
「どんな事情があっても、黙って逃げちゃだめなんだよ。そうしてしまえば、逃げた側が絶対的に悪くなる。相手に言い訳の理由を与えて、被害者の顔をさせてしまう。彼らは自分がしたことを反省しなくて、むしろ、逃げたやつが悪いって恨む。群ちゃんの苦しみや哀しみは、伝えるべきひとたちにきちんと伝わらなくなってしまったんだよ。そんなの、もったいないよ」
「でもさ、それよりももっと……一番大事なのは、死ぬほど苦しんだ自分を、自分自身がリセットしてしまうなよってこと。自分のお墓に、誰かにとって都合のいい言葉を彫られてしまうようなもんなんだよ。そんなのだめでしょ。だから自分だけは、自分のために最後まで足掻くべきだ。ひとは、どれだけ辛くても、自分のために闘うことを放棄しちゃだめだ」
「しあわせは誰かの手から貰うんじゃなくて、自分の手で掴んで離さないでいるしかないんだよ」