あらすじ
映像制作会社でディレクターとして働く杉田佑季は、上司であるプロデューサーの小隈好生から、ホラーモキュメンタリ―の企画を担当するように頼まれる。だが、実際にドラマの制作が始まると、子どもの神隠しが発生し……。
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Posted by ブクログ
「家にまつわる呪い」のロケのため、プロデューサーの嫁の実家である山梨の旧家で撮影をはじめる。
フィクションのはずが、旧家の過去との共通点が多く不穏な空気が漂う中、子どもの失踪事件が起こってしまう。
子どもを探すために、旧家の真実を探っていくと、、、。
はい!もうたくさんの「恐い」が溢れてました。
はい!もうちゃんと「恐い」と思いましたよ。
入ってはいけない旧家の蔵の二階 少年が見る悪夢の意味 語られない過去の事件 友人の死の理由 撮影スタッフの謎の死
そして、見てはいけない映像
現在に起きている不可解なことは、真実があばかれるたびに、過去の因果と結びついて繋がっていく。
そして、ラストの一言で、、、!!ひぇ~
Posted by ブクログ
結構じんわり怖くなるゾワゾワ系だけど、
しっかり謎の解明もあってハピエン感あるし、
かといってホラーなのでエンドで
紘乃さんが呪われている?という
恐ろしいことが判明して…
ちょいちょいグロくてショッキングだが
どこまでもハラハラする作品だった!
あと、阿南君がめちゃくちゃ頼りになるし、
彼がいると割と安心して読み進められるので
(まぁ彼がいないと背後気になって怖いけどw)
こういう探偵役みたいな人がいると
断然読みやすいっ!!!
この作家さんの別作品もあれば
改めて読んでみたいと思った!
Posted by ブクログ
怖かった…
色々な謎があって、
少しずつ分かっていくけれど
次々にまた怖いことが分かっていく。
でも呪いや、鬼眼や、涙の夢や…
ごちゃごちゃし過ぎていたような…
終わりの方で、ホッとしたけど
でも根本的には解決してないから
これは続くってこと?
と思いながら読んでいたら…
ぞわぞわ。
Posted by ブクログ
田舎の旧家が舞台で、どことなく不気味な雰囲気が漂よう内容でした。
呪いの鏡がもとに神隠しが起き、いなくなった子どもを探す中で、まさかの人が亡くなったり、まさかの過去が暴かれたりとどんな結末になるのかハラハラしながら読み進めていきました。
ラストでは、『この人まで!?』って感じだったけれど、でもこの人までそうなっていたなら…もうちょい前の章で不穏な雰囲気が出ていてもおかしくないのかなぁと思いました。最後に実はこの人もでしたって感じで驚きましたが、それ以前が平然とし過ぎていた気がしてしまいます。やっぱり、血筋が理由なのかな?
犯人も、『この人』もその後どうなっていくかは、読者の想像に任せますって感じが個人的にはあまり好きではないので、最後に驚いたけれどモヤっとしてしまったので星3つにしました。
Posted by ブクログ
その家の男児は、12歳で命を落とす。
見えないものが見える「鬼眼」の能力を使って繁栄してきた一族。その代償として課せられた呪いなのか。曰く付きの家で、映画スタッフが撮影を始めるが――。
モキュメンタリー撮影中に起こる霊障。
立ち入りを禁じられた蔵に幽閉された、光を奪われた少女。
鬼の姿を写すという鏡。代々伝わる写経された経典。それらをフォトモザイクのように組み合わせると浮かび上がる女の姿。
生きたまま皮を剥がれた動物の皮に封印された呪具。少年が見る予知夢。嬰児大量殺人を犯した看護婦と、死体を投げ込んだ古井戸。生贄を捧げなければ悪化する病。そして、人間の顔の皮を裏返しに被った鬼の姿。
とにかくホラー要素が、てんこ盛りで渋滞している。
作者のやりたいことはよくわかるし、これまでの名作ホラーやミステリの王道的要素を詰め込んだ構成なので、読み始めのうちは「なるほど、こう来たか!」とリアクションしながら楽しく読み進められる。
しかし最終的には、要素の盛り込みすぎで、少々うんざりしてしまった。
私的には、ここまで詰め込まなくても、序盤にあった「成長過程の写真に写っている飼い犬の種類が毎回異なる」という違和感だけでも、十分に不気味さを感じられた。読み進めるうちに、若干の胃もたれを覚えたのが正直な感想だ。
また、本作のレビューでは「丁寧すぎる文章」「とても細かい書き込み」という評価をよく見かけるが、実際に読んでみて納得した。
製本するためにページ数が必要だったのでは?と邪推してしまうほど、なくてもよさそうな描写が多い。
主人公が不気味な話を聞いて体調を崩す描写は何度も繰り返されるし、特に重要でもないモブキャラクターの外見や心理描写まで、細かく書き込まれている。おそらく、こうした点を指して「丁寧すぎる」と評されているのだろう。
面白くないわけではない。
ただ、傑作として人に勧めたいかと聞かれたら、答えはノーだ。
Posted by ブクログ
息子が失踪するまでは設定の説明と単調なドラマ撮影の描写が続くので、テンポが悪くもたつく。
事件が起こってからはサクサク読めたものの、「呪われた一族が祀っていた呪物」という、作品の要があまり怖くなかった。
「鬼の鏡」や「鬼眼」、「天眼」などといったそれっぽいワードは出るしミステリ要素もあるしで、盛りだくさん。しかし全体がとっ散らかった印象を受ける。
(ここから心のツッコミ)
それにしても昴太くん、可哀想な赤子を1人で探しに行くなんて小6男子とは思えない行動力と推理力、そして良心を持っている。夢の人物をこいつ園長やんけ!と特定して即本人に電話確認するの、有能すぎない??霊感設定もあるので鋭い子なんだろうが…本人がそう語った訳ではないので、失踪した理由は厳密には分からないのだけど…
それだけ賢い子なら自分1人で行動すれば周囲に迷惑をかけるということに気付かないはずがないので、すでに何かしらの影響を受けた状態だったんだろうなあ、鬼の鏡の障りに。
しかし鬼の鏡くんも、雑に祀った瞬間に人質を返してあげるとはギブアンドテイクを徹底している呪物である。
主人公は幼い頃世話をしていたとはいえ、ここまで心身を削って他人の子供を探すのにはやや違和感があった。他の言動をみても単純に真面目でいいひとなんだな、という結論。
便利(有能)なオカルトオタク・阿南がいなきゃ詰んでいたこの事件。まあ大体のミステリは探偵が登場しなければ迷宮入りだとは思うんだけど…
みんなちょこっとつつけばペラペラとプライベートなネタを喋るので驚くシーンがいくつかある(精子提供とか…。身元の知れない若い男相手に警戒心が低い。いま、令和という大SNS時代だよ)。