【感想・ネタバレ】BCGが読む経営の論点2025のレビュー

あらすじ

日本の半導体は復活できるか?
物流危機に出口はあるか?
世界で勝てるR&D能力とは?……
2025年のビジネスの成否を分ける重要論点を、
トップコンサルタントが解説!

翌年の経営・ビジネスを考えるために重要な変化を、世界有数の戦略コンサルファームであるボストン コンサルティング グループのコンサルタントたちが解説する、好評書籍の最新版。

「本書は、日本企業が今後10年超にわたって持続的な成長を実現していくうえで、2025年時点において、日本の企業経営者が優先的に考えるべき10のマネジメント上の重要論点を提示するものである」

「いずれの論点も、ボストン コンサルティング グループの第一線のコンサルタントが、多様な業界のクライアント企業との実際のプロジェクトのなかで獲得した実践知にもとづいて書き上げた内容である」

「どの業界に属していても、外すことのできない選りすぐりの論点を設定することができたと自信を持っていえる」――本文より

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Posted by ブクログ

世界の経営環境がどのように変化しているのかを、多角的な視点から整理した一冊。テクノロジー、地政学、エネルギー、サプライチェーンなど、企業を取り巻く環境変化を俯瞰しながら、企業が今後どのような意思決定を求められるのかを考察している。

近年の企業経営の特徴として強く感じたのは、外部環境の複雑さである。地政学リスクの高まり、サプライチェーンの再構築、エネルギー問題など、企業の戦略はもはや市場や競争環境だけではなく、政治や社会の変化とも密接に関係するようになっている。

また、テクノロジーの進化が企業戦略に与える影響の大きさも印象的だった。AIやデジタル技術の発展により、企業は既存の事業モデルを前提にした競争だけではなく、技術を活用した新しい価値創造を考える必要がある。企業の競争優位は、技術、人材、組織といった複数の要素を組み合わせて構築されるものになってきている。

こうした環境の中で、企業は短期的な成果だけでなく、長期的な視点で事業ポートフォリオや組織のあり方を見直すことが求められている。変化の激しい時代において、経営とは環境の変化を読みながら、自社がどの方向に進むべきかを判断していく営みなのだと感じた。

世界の経営環境を俯瞰し、企業を取り巻く大きな流れを整理することができる一冊。毎年読み、その年の世界の変化を理解するための定点観測としていきたい。

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2026年03月07日

Posted by ブクログ

どの章もとても面白かったが、特にBCGのような大手総合コンサルも生物多様性の重要性を発信し出しているのは興味深かった。本書でも1章分を使って生物多様性を顧みないCO2削減策は許されなくなっている説明をしている。
自然との相乗効果をもたらすCO2削減、すなわちnature based solution所以である。事例として再生型農業等が挙げられていた。

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2025年04月25日

Posted by ブクログ

俯瞰本その②
テーマで切られているパターンが多いのに対して、プライシングとかスタートアップ、アクティビストなどという切り口は新鮮。
そしてそれぞれ示唆深く面白く読めた。

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2025年01月01日

Posted by ブクログ

ー 世界で勝つことを目標にするのであれば、地球上で起こっていることすべてに関して独自の見識を構築できるだけのインテリジェンスを持つべきである。他のマーケットで活動する企業経営者と個人ベースでつながり、一次情報に自らがアクセスする術を構築する。メディアなどを通じたインテリジェンスを取捨選択する意味でも、経営者自身が重要な変化の波を感じられる立場に身を置くことが、その企業全体の感度を高めることにつながる。

Chapter01 生成AIを武器にする―事業を変革する“大玉案件”が成功の鍵
Chapter02 自動車の未来―EVだけではない、100年に一度の大変化
Chapter03 半導体の再興―世界で戦うために国内基盤の再構築を
Chapter04 次世代エネルギーの推進―脱炭素と競争力強化の二兎を追う
Chapter05 生物多様性に向き合う―豊かな自然資本を日本企業の強みにする
Chapter06 物流を変革する―テクノロジーで危機を乗り越える
Chapter07 プライシングを進化させる―世界基準の値付け力の獲得に向けて
Chapter08 R&D(研究開発)能力の向上―グローバル競争力再生への10の要諦
Chapter09 スタートアップとの協働―企業のイノベーションの起爆剤に
Chapter10 アクティビストを超えて―より高次の企業価値創造を目指す ー

おっしゃる通りで、この10個の論点について、自分なりの見解を持っておくことが重要なんだと思う。

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2024年12月22日

Posted by ブクログ

BCGが読む経営の論点2025
編:ボストン コンサルティング グループ

世界で勝つことを目標にするのであれば、地球上で起こっていることすべてに関して独自の見識を構築できるだけのインテリジェンスを持つべきである。他のマーケットで活動する起業経営者と個人ベースでつながり、一次情報に自らがアクセスする術を構築する。

メディアなどを通じたインテリジェンスを取捨選択する意味でも、経営者自身が重要な変化の波を感じられる立場に身を置くことが、その起業全体の感度を高めることにつながる。

日本の企業経営者が、世界から貪欲に学ぶ姿勢をどれだけ持てるかが、次の10年における成長に向けた大きな前提となる。

本書の構成は以下の11章から成る。
①世界の潮流を理解し、持続的な成長を実現する
②生成AIを武器にする
③自動車の未来
④半導体の再興
⑤次世代エネルギーの推進
⑥生物多様性に向き合う
⑦物流を変革する
⑧プライシングを進化させる
⑨R&D(研究開発)能力の向上
⑩スタートアップとの協働
⑪アクティビストを超えて

冒頭でもあるように「世界で勝つことを目標」という観点が本書の肝である。本書は、その土台に立つための気づきと学び・今後の世界を意識するアンテナを張るきっかけとなる一冊である。

厳選された10のトピックスを見ても、今までもそして、これからも世界を意識した際に日本という国、そして我々が優先して取り組むべき課題であり、ワードの説明だけに留まらず、現状の立ち位置とそれだけではない、向かうべき方向性迄も示唆いただいている。

雑誌やネットではない、書籍という新鮮さにおいて不利な媒体であっても、新鮮な活用できる情報が目白押しなのは、それだけ深い根源にある本質と、他のトピックスとの関連性や根深い日本の課題を絡めた体系的な説明が唯一無二の体系的な活きたインテリジェンスを提供してくれている。

扱われている10のトピックスは目次を見るだけでも読みたい気持ちにさせてもらえる。これをきっかけにひとつひとつ深く掘り、関連トピックスを学びながらつなげながら、自身の血肉と変えていきたい。

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2024年12月22日

Posted by ブクログ

毎年恒例となったBCGのパートナーによるトレンド分析・対策本。企業経営に関わる人たちが想定読者とすると、前半はエネルギーや環境はややテーマが大きくて次のアクションまで距離があるものが多かった印象だが、物流、プライシング、R&D、スタートアップとの協業、アクティビストはちょうど良いテーマ設定で役立つところも多いのではないか。

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2024年12月30日

Posted by ブクログ

トレンドを追いかけるには読み物として良いかもしれないが、あんまり興味のない分野がそれなりにあるので、なかなか難しいと感じた。

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2025年10月26日

Posted by ブクログ

最新の10の論点を現役コンサルタントが解説
日本が否応無く適応する論点に、どう勝ち筋を見出すかというガイド
年末年始に読んでアップデートによい

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2025年02月21日

Posted by ブクログ

あまり真新しい情報はなかったが、バランスが取れたトピックと読みやすい文章でスイスイ読めた。
EVは足元では不振だがこれから伸びていく見通しが示されていて学びがあった。

2025年の投資判断のため買ったが(伸びそうな業界探し)、それにはあまり向いておらず、タイトル通り経営層向けの判断材料と感じた。

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2024年12月08日

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