【感想・ネタバレ】シリーズ「あいだで考える」 言葉なんていらない? 私と世界のあいだのレビュー

あらすじ

私たちは言葉を通して世界やそこに住む人々とかかわり、ともに暮らしている。でも、言葉はときに誤解やトラブルの元にもなる。言葉は、私と世界とをつなぐメディアなのか、はたまた両者を隔てるバリアなのか。そもそも、「言葉を発する」って何をすることなのだろう。本書はこれらの問いから出発し、言葉を旅していく。SNSをはじめ、言葉に振り回されがちな日常の中で、言葉と親しくなり、より自由につきあっていくための一冊。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

言葉について考えるといつもとても興味深いなーと思います。

言葉なんていらないと思ったことはないけれども、

言葉を使うことの難しさ、そして、言葉が良くも悪くも持つ私たちへの大きな影響やは色々感じる中、

この本はそのようなことを今一度整理し直して考えさせられるものでした。

言葉の深み、言語によって見える世界が変わってくること、

だから私はきっと、他の言語に好奇心を抱いたり、学ぶ動機が湧くのだな、とあらためて気づく。

入ることでしか得られない視点や考え方を、自分も経験してみたくなる。

言語を習得したいけれども言語を習得することは並大抵のことではないなー、と、母語でさえも、その深みを理解しきれていない言葉がたくさんあるのに、と、圧倒されもしますが、一層の関心もそそられますね。

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2025年10月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

すごい、面白い、楽しいなどの多義的かつ抽象的な感想を言うことで思考も単純化されていくという警鐘が心に響いた。やはり思考をアウトプットするって大事で、そのための語彙を増やすことも必要不可欠。
カタカナで使われているサービスなどの単語が多義的で日本語で訳しづらいからというのも納得がいった。

10代向けだからか3章までは常識的な説明に感じてしまったので星3つ。

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2024年11月10日

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