シリーズ「あいだで考える」 言葉なんていらない? 私と世界のあいだ

シリーズ「あいだで考える」 言葉なんていらない? 私と世界のあいだ

1,760円 (税込)

8pt

4.4

私たちは言葉を通して世界やそこに住む人々とかかわり、ともに暮らしている。でも、言葉はときに誤解やトラブルの元にもなる。言葉は、私と世界とをつなぐメディアなのか、はたまた両者を隔てるバリアなのか。そもそも、「言葉を発する」って何をすることなのだろう。本書はこれらの問いから出発し、言葉を旅していく。SNSをはじめ、言葉に振り回されがちな日常の中で、言葉と親しくなり、より自由につきあっていくための一冊。

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シリーズ「あいだで考える」 言葉なんていらない? 私と世界のあいだ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    かなり面白い本!!
    紀元前のプラトンの著作には今に至る問題がすでに述べられている。

    p39
    「彼は、その著作のひとつ『パイドロス』の終盤に、次のような神話を書き記している。
    エジプトの古い神々のひとりであり「技術の主」であるテウトは、数学や天文学、将棋や双六など、さまざまなものを発明して人間に与え

    0
    2025年08月12日

    Posted by ブクログ

    「自然言語は生ける文化遺産」
    言語の本質、コミュニケーションの在り方、生成AIやSNSとの向き合い方について簡潔ながらも丁寧に述べられている。

    普段当たり前に使っている言葉の意味や本質について非常にに考えさせられる。

    特に、「一つの外国語を学ぶのは一つの新しい世界を発見したことになる」という考え

    0
    2025年06月10日

    Posted by ブクログ

    『言葉なんていらない?』
    中高生向けシリーズの本書はイラストと適宜の「まとめ」を添え深遠なテーマを分かりやすく説いている。「やばい」「えぐい」が生む過度の同調、生成AIの便利さに隠れる危うさ、SNSのフィルター、様々な場面で浮き彫りになる言葉の役割をバランスよく捉えた良書だ。

    ——————————

    0
    2024年12月19日

    Posted by ブクログ

    言葉が持つ意味と力について考えさせられた。日常的に何気なく使っている言葉は、文脈に応じて帯びる意味や影響力は変わってくる。

    文字数制限があり非同期コミュニケーション性が強いSNSでは、十分な対話は難しく、結果的に炎上社会やフェイクニュースの温床となっているのだと思った。

    話し言葉においても「やば

    0
    2024年11月02日

    Posted by ブクログ

    「あいだで考える」シリーズの中では難しい方だと思うが、言語哲学系の本としてはかなり易しく書かれていると思う。
    私自身は今まででいくつか言語哲学系の本を読んできたので、新しく知ったことはあまりなかった。しかし、言語哲学系の本をいくつか読んできたからこそ、この本の構成がどれだけ緻密に練られているかよくわ

    0
    2025年02月19日

    Posted by ブクログ

    シリーズの中ではぶっちぎりで難しく、かつ前半は言葉に対する否定的な話題が続くので折れそうになるが、ふんばって読み続けると目からうろこが落ちて脳みそがパッカーンと開く。

    0
    2024年12月19日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    言葉について考えるといつもとても興味深いなーと思います。

    言葉なんていらないと思ったことはないけれども、

    言葉を使うことの難しさ、そして、言葉が良くも悪くも持つ私たちへの大きな影響やは色々感じる中、

    この本はそのようなことを今一度整理し直して考えさせられるものでした。

    言葉の深み、言語によっ

    0
    2025年10月14日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    すごい、面白い、楽しいなどの多義的かつ抽象的な感想を言うことで思考も単純化されていくという警鐘が心に響いた。やはり思考をアウトプットするって大事で、そのための語彙を増やすことも必要不可欠。
    カタカナで使われているサービスなどの単語が多義的で日本語で訳しづらいからというのも納得がいった。

    10代向け

    0
    2024年11月10日

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