あらすじ
世界の一流が休日に必ずすること、絶対しないこと! 年収が上がる「週末2日間」の過ごし方とは? 日本のビジネスパーソンは、休日を「休息」の時間と考えて、身体を休めたり、ストレスの発散を心がけていますが、必ずしも思い通りにはなっていません。休みが明けても、疲れは依然として残ったままで、ストレスも解消されていない……と感じている人がたくさんいると思います。一方、世界水準のエリートであるエグゼクティブの休日の過ごし方には、大きな共通点があります。彼らは、休日を「何もしない時間」と考えるのではなく、「積極的にエネルギーをチャージする時間」(休養)と「知的エネルギーを蓄える時間」(教養)と位置づけているのです。彼らは休日を休息のための時間ではなく、仕事で成果を上げるための「原動力」と考えています。筆者が注目したのは、彼らがそれを「楽しんでやっている」ことです。仕事を成功に導くための準備というと、多くの人が「苦行」や「修行」を連想してウンザリした気持ちになると思いますが、筆者が在籍したマイクロソフトのエリートたちは、スポーツや趣味を楽しみ、休日を満喫することで、自己再生とエネルギー・チャージという二つの目的を実現していたのです。世界の一流の休み方を知って、休日の解像度を上げることは、これまでとは違った視点で自分の休み方を見つめ直すきっかけになります。「こんな考え方もあるんだな」という新たな気づきが、あなたの休日を充実させて、毎日の生活にメリハリを与えてくれることになるのです。
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Posted by ブクログ
『世界の一流は「休日」に何をしているのか?』を読んで、非常に学びの多い内容だと感じました。
とくに印象に残ったのは「自己効力感の大切さ」です。成果よりも、繰り返し挑戦を続けることが自己効力感を高める鍵であるという考えに強く共感しました。
また、本書を通して「自己省察の時間を持つこと」の重要性にも気づかされました。自分と向き合うことで、より深い自己理解が得られるのだと実感しました。
さらに、人間の発想力を高めるためには、あえて“何も考えない時間”を持つことが必要だという点にも納得しました。
これらの学びをもとに、次の休日からは「意識的に休む」「自分と向き合う」ことを大切にし、充実した時間を過ごしていきたいと思います。
Posted by ブクログ
休み方に悩んでいたので刺さった。睡眠不足とか休日の不安感とか、解決していきたい。
以下、刺さった内容を羅列。
・30代中間管理職のモチベ低下が顕在化。個人依存。下の世代への配慮。。(身に覚えが。。)
・無駄な努力を省いていくこと
・何も決まらない会議をやめる
・決定会議をする
・アジェンダ必須
・発言なければ次回参加不要
・資料を作る時間を短く。結論に至るプロセスが短くなる。
・休日を楽しむために効率化。そのためのポイント4つ
①仕事の優先順位を決めて、重要タスクを確実に終える
②メンバーとの情報共有を徹底。引継ぎ可能にする
③日ごろから仕事の標準化
④日常からメンバーと助け合い
・家族との時間を増やす
・偶然の出会いをキャリア形成のチャンスにするには?(プランドハップンスタンス理論) →①好奇心②持続性③楽観性④柔軟性⑤冒険心→趣味で満たす
・アファメーション →肯定的な言葉を自分に言い聞かせる自己暗示
・土曜はアウトドア(教養)、日曜はインドア(休養)と使い分ける。サードプライスを大事に
・金曜午後3時には準備開始。土日やることと、来週のタスク整理。
・読書するならメモ帳とペン。アウトプット意識
・メンバーからの連絡は日曜夕方~夜に30分ほど見る。相当なことがない限り返信しない。休日を楽しんでもらう。
Posted by ブクログ
休み方の本は今色々と出版されていると思いますが、比較的この本はわかりやすくて実践しやすい内容だったと思う。
自分自身もどうしても仕事の忙しさに負けて、土日も働いたり、なかなかメリハリがつけられていないという部分があった。そして平日忙しいにもかかわらず、強引に飲み会を入れたりして、その上夜中まで飲むことも多いので、体力的にも精神的にもきつくなる部分があった。
ただこの本を読んで、「金曜日の夕方から力を抜いて、あえて仕事を中途半端に終わらせる」っていう考え方をこの本で知れて、早速実践してみようと思った。金曜日の夕方に基本的にはもう予定を入れておいて、その予定に間に合わせるために、日ごろのタスク管理をしていこうと思いました。
また、土日の使い方も自分の中では固まっていなかったので、この土曜日はチャレンジデー、日曜日は共用休息でっていうのも実践していこうと思った。色々と参考になることが多い本だった。