あらすじ
「社交界の毒華」と悪名高い公爵令嬢と瓜二つのエリーゼ。公爵家で「替え玉」としてこき使われていたが、とうとう身代わりになり第一王子・クラウディオと結婚させられてしまう。クラウディオは「悪魔王子」と噂されていて、第二王子派閥である公爵家の政敵にあたる相手。この身代わりがバレたら命はない…とドキドキしながら始まった結婚生活だったが、クラウディオからは放置される毎日。しかし、エリーゼのある行動からクラウディオとの距離が縮まっていき…!?
「好きすぎて、おかしくなりそうだ」
クラウディオから向けられる優しい溺愛に、愛してはいけない相手と分かりながらも、エリーゼは彼に惹かれていく。そんな折、第二王子派閥にクラウディオを陥れようとする動きがあって…!
不遇の身代わり令嬢が最愛の人と幸せになる王道ラブファンタジー!
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良かった
公爵令嬢と身代わりの少女が似ているのには理由があるのか、と深読みしながら読んでいましたが、そこは特に触れられなかったのでただの偶然のようです。身代わりとして育てられたことには意味があったのですが、嫁いだ相手と幸せになれて良かったです。
好きすぎる
作家さん買いです。
今回もとてもよかった…!
よかったけれどもエレオノーラとその父は脳みそどうなってるんだ。
自分が性格悪いって自覚ないのかな。びっくりしちゃうぜ、とすごく思いました…。
エリーゼのトラウマと、それでもその相手の思い通りにさせまいとする気概がかっこよかったし、クラウディオのかっこよさと使う分身のかわいさにギャップ萌えしました。リスとか!リスとか反則だろう!
ラストの番外編もとてもよかったです。幸せな気持ちになりました。
次回作もものすごく楽しみです!
虐げられ、命の危険すらあった令嬢が、愛する人と巡り合い、幸せになるお話。ヒロインのために頑張るヒーロー、その手を取って自身の尊厳を取り戻すヒロイン。逆に虐げる側の令嬢は、本当に愚かで、犯した罪に従って断罪される。パターン化していますが、安心して読めます。
可もなく
タイトル通り完璧なシンデレラストーリーということでした。
平民でありながら魔力量が多く公爵家に引き取られて以降ずっと搾取され続けていたヒロインが、公爵家の娘の身代わりで第一王子の元に嫁いだら愛されて幸せになるストーリーでした。
ただ聖女設定がいる?と思えるほどストーリーにはあまり関わりがありませんでした。回復薬の色も見たことがない特別で、特別感を出したかったから聖女設定なのかな?と。シンデレラストーリーは世に溢れているので可もなく不可もない作品でした。