【感想・ネタバレ】岩波講座 世界歴史 第13巻 西アジア・南アジアの帝国 16~18世紀のレビュー

あらすじ

16世紀から18世紀の西アジア・南アジア地域は,多様な人間集団,社会規範が有機的に結びついた独自の「近世」を歩んでいた.オスマン,サファヴィー,ムガルの三帝国の統治システムが多民族・多宗教からなる社会を守っていたのである.共生を特徴とするこの地域の歴史を,法秩序,王権の正統性,思想,ジェンダー表象,交易などの視点を交えて豊かに描き出す.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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Posted by ブクログ

サファヴィー朝、オスマン帝国、ムガル帝国の3つの国家についての本。特にオスマンとサファヴィーの記述が多かった。
どれも単一民族の国ではなく、様々な宗教の民衆を抱えた国であったが、その中で一般民衆がどのように他宗教の人と暮らしていたのか、異なる宗教の民を国家がどのように統治していたのかという点に重きが置かれた内容になっていたように思う

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2025年08月29日

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