【感想・ネタバレ】宵星の恋、きらきらとのレビュー

あらすじ

40歳バツイチ内科医の那須川が晴れて購入した風情あふれる一軒家は、男花魁の幽霊たちのたまり場だった。最初こそ戸惑うものの案外すんなり順応した那須川は、一人の青年幽霊・漣と親しく言葉を交わすようになる。彼は恋人にふられて命を絶ったのだという。屈託がないのに影がある漣に、那須川は急速に惹かれていくが……? 君を魂ごと抱きしめたい。年の差ハートフル・ロマンス!!

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優しい気持ちになれるお話

幽霊の漣と内科医の那須川の
歳の差BL。
最初から嫌な人物も出て来ず
ストレスなく読める。
お互い傷のある者同士癒され
立ち直って行きます
テンポ良く読めるので
一気読みしました。

#胸キュン #癒やされる #切ない

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2025年08月21日

Posted by ブクログ

とても純粋で綺麗なお話でした。

那須川が離婚後家を買い引っ越した家に幽霊がいてその中にいた漣という青年とだけは話す事が出来、彼が恋人に振られ自死していたのは胸が痛みました。
でも漣のくったくない明るさが可愛らしくてそんな漣に那須川は惹かれていき、漣も那須川にとお互いに好きになって幽霊だから触れる事は出来ないけれど心で通い合え体も繋げられた(ここの描写がグッときます) シーンは涙がじわりと。
実は漣の肉体は、と直に会い触れ合う事が出来ると分かりでも漣が戻る事を拒否したのに那須川が伝えた気持ちに漣も決意。
そこでの2人の会話「また」にたまらなくなりました。
そして目覚めた漣、でもそこに那須川と過ごした日々は「夢」となっていたのにはショックで。
けれど那須川はそんな漣に寄り添い生きていきたいと心から思い漣が那須川に恋したいと告げたのには良かったねと。

2作目では漣目線でその後の2人。
漣の那須川への「夢」としての思いの中での気持ち、家族との関係、社会復帰したいのに出来ずにいる等悩みがあり苦しんでしまうけれど那須川がしっかりと寄り添い励ましてくれる姿には感心しました。
そんな中那須川は漣に「夢」ではなく、と漣が伝え驚きでも那須川への気持ちを大切に思い頑張るのには強さを感じました。
そして漣は、とそこからの漣が那須川と過ごした「漣」に戻りもう嬉しくてたまらない感情を露に那須川に甘えるのには本当に良かったね、と。
那須川の喜びも。

SSでは共に暮らし始めてからの漣の那須川の呼び方が可愛らしく惚気とか最高でした。

特典ペーパーでは那須川が漣の元彼と張り合ってとか夏祭りが幸せが一杯で何故か涙がとまりませんでした。

0
2024年09月15日

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