【感想・ネタバレ】小説 日蓮 全一巻 決定版のレビュー

あらすじ

歴史作家・童門冬二が構想10年のもとに書き上げた、自らのライフワークの完結編たる『国僧日蓮』(上下)を全1巻にして改題復刊。不屈の精神で国難に立ち向かった、日本仏教の改革者にして末法の世の予言者・日蓮の波乱の生涯を描く超大作!

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Posted by ブクログ

著者の童門冬二氏は作家として西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹、日蓮の5人の生涯について小説に書き残すことをライフワークとされていたようです。

この5人は明治の著名なキリスト教研究者であり作家でもあった内村鑑三による「代表的日本人」という著作で紹介された人たちです。

本作では日蓮の生涯とその人柄が丁寧に描写されており、歴史好き、歴史小説好きの私にとっては非常に興味深く読むことが出来ました。

日蓮の不屈の闘志、信念、その生き様は今を生きる私たちにとっても、人生いかに生きるべきかの示唆を大いに与えてくれます。

特に、日蓮の追い詰められた土壇場からの逆襲を行う得意技は凄いとしか言いようがないですね。

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2024年11月16日

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