あらすじ
〈月影ノ乙女〉は、〈月の獣〉を身の内に住まわせている。それはことあるごとに、人は独りで生まれて独りで生き、独りで死んでいくのだと囁くのだ……。精霊の恵み深き国ハスティア。ジルは幼い頃から卓越した魔法の力を発揮し、国に仕える魔法師(フォーリ)となった。だが、平和で豊かな国ハスティアを虎視眈々と狙う者がいた。竜に変じる王を戴くドリドラヴの侵略を受け、戦火に踏みにじられるハスティアの町々。掟によって魔法での攻撃を禁じられているフォーリたちは苦悩を深める。無辜の民の命を救うためにジルたちの選んだ道は……。『夜の写本師』でデビューした異世界ファンタジイの紡ぎ手が今放つ渾身の大作。/解説=小出和代
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Posted by ブクログ
いやいや大作であった。オーリエラント・シリーズとは全く違う世界を描いた単発の長編。2段組の500ページ超え。文庫になる時は難分冊になるのだろう。ハスティア大公国と言う国のフォーリという魔法使いのジルの成長と活躍そして国の激動の歴史を描いている。
Posted by ブクログ
王道のファンタジー。
守るための力を攻撃に使うことの是非。
今語られることに意味があると思う。
ストレートに語られるメッセージが重い。