あらすじ
「問題」と「課題」との違いは何でしょうか? 問題とは、「起きている現象」そのものを指します。課題とは、「自ら解決すると決めたテーマ」のこと。本書は、「課題」を自ら設定し、解決しようとする人たちを応援するために企画されました。4P分析、AIDMA、イシューツリーなど理論や方法論を学ぶだけではうまくいきません。なぜなら、現場では、いかに実践し、解決するかが求められるからです。そこで本書は、課題解決に奔走する主人公“マキ”が登場するストーリーを軸に、現場でぶつかる「壁のパターン」を分析し、それを解決する考え方を解説。さらに、課題解決に役立つ「思考力強化メニュー」も紹介。ポイントは以下の通り。 ◎問題を発見する ◎原因を探索し、課題を決める ◎解決策を決める ◎周囲を巻き込み、実行に移す ◎既存の枠を超えた解決策を繰り出す さあ、あなたもマキと一緒に「課題解決」の技術を身につけよう!
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Posted by ブクログ
30代とあるが40代でもアヤシイ人が多い。
無駄なページがなく詰め込みすぎ。
1から学ぶ人にはコレ1冊あればいい。
教科書チックだけど。
振り返り的に読んでも色々と気付かされます。
Posted by ブクログ
勉強になることが山程あります。それらを実践していく事が難しいのですが、まず本書で理解して、それを日々の業務で意識することが重要なのです。
実践していきましょう!!
ビジョンを持つ、先をイメージする。それと現状のギャップを見る。
解決する当事者は常に自分である。
悩むと考えるを区別する。情報、課題を分割して捉え、どうすればできるかに頭を使う。
問題発見の口癖、XXXの立場から考えると?どの範囲で考えるべきか?どの問題を検証すべきか?
小さい成果を出し続ける。
逆転の発想、無理難題で、ゼロベースに近づける。
Posted by ブクログ
最近「問題解決」や「課題設定」について悩むことが多かったため購入。
【ザッと内容】
課題解決に必要な考え方やフレームワークをマキという仮想の人物の仕事経験を追いながら解説された一冊
【こんな人にオススメ】
・全ての会社員
・問題と課題の違いに即答できない人
【感想】
良本。タイトルは30代と書いているけれど、本書の内容の50%を体得している40代を私の経験上見たことがない。
問題と課題の違い、真因の見つけ方、課題設定をする上での注意点、実行に移していく際の考え方が非常によくまとまっている一冊であった。
問題や課題の概念は著者によって若干異なっている印象はあるが、問題解決周りの本をお探しの人は課題にフォーカスした本を手に取って頂きたい。仕事をする上でポイントとなるのは課題設定である。
Posted by ブクログ
営業現場において必要なのは、
商品の魅力を伝えることよりも、
そもそも相手は何に困っているのかを明らかにすること
だと思っています。
本書ではまさに問題という事象から、
その背景にある課題を設定するために必要な方法論を分かりやすく記載してくれている。
フレームワークは勿論、視座・視野・視点などみるべきポイントの見つけ方などは営業現場においても活かせそうだと思った。
壁に当たったら何度も読み返したくなる一冊。
Posted by ブクログ
課題解決手法を初心者向けにわかりやすく記載されており、ストーリーを軸とした進行も頭に入りやすく、良本であった。
単なる頭の整理方(フレームワーク)だけでなく、最終的には部下の活用(他者の巻き込み方)についても触れられており、実際のビジネス現場においてリーダ層が意識しておくべき流れを確認することができた。
Posted by ブクログ
課題解決する際のポイントは?
→最初に問題が解決されるまでのストーリーを描き切る
基本スタンスとして、あらゆる問題の中から、自らが解決する課題を切り出し、行動を起こす
情報はあくまで材料であり情報から何が言えるかにとらわれ過ぎず、自分が何をしたいかを考える
情報を見る際には、目的に対して必要な情報に注意し、全体が示す傾向と異なる傾向を示す箇所に注目する
全体像を押さえるには、
視座を変える、相手の立場で考える
視野を広げる、フレームで全体像を明らかにする
視点を絞る、目的に対して見るべき事実を見る
Posted by ブクログ
空・雨・傘。
ロジックツリー。
鳥の目、虫の目、魚の目。
○○するには。
自分事として当事者意識を持ってもらう。
個として。後だしジャンケン。ベネフィットチェック。
リーダーはプレイヤーではない。
リーダーの主語は、私ではなく、チーム。