あらすじ
ゲーム、音楽、映画、金融、半導体、家電の6ジャンルで売上高13兆円、営業利益1兆2000億円を生み出すソニー。GAFAMにも対抗しうる日本企業として復活したソニーの強さの秘密は「働き方」にある。仕事は自ら作るものであり、やりたいことにチャレンジできる。だから仕事を楽しみ、成果が出る。ソニーの強さを多様な働く現場から解き明かす。
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Posted by ブクログ
タイトルから気になり手に取る。本を取る前はタイトルの通りソニーの働き方、いわゆる業務効率化の様な手法をまとめた本だと思ったが、目次を見ると活躍されている社員のインタビューからコンテンツかした内容だったので、面白そうだと感じた。
過去に前社長の平井さんが書かれた「ソニー再生」を読んでいたので繋がる部分があった。
様々な社員の取組が取り上げられており、手を上げれば自分たちでプロジェクトを起こし、人選からマネジメントまで自分たちで実施する環境が整っていることがすごいと感じた。この内容が上層の一部エリートの中の話でなく、下層のレイヤーで同様の環境であるなら、相当働きやすいのではないかと感じる。日系企業、特に製造業ではまず手を上げる人が少ない環境の中で、それだけ主体性がある人材がいることは単純に羨ましく思う。
どんなにソニーで活躍されている方も、ビジネスのヒントは現場にあることを共通して言っている。また、どの成功している社員も経験をしている。自ら経験しているに近い。その視点があってこそ、活躍できているのだと思う。
いくつか刺さるキーワードがあったので、自分の仕事にも取り入れていきたい。