あらすじ
2021年の新潟。人生最後の大仕事として、田岡潰しの機会を狙う高樹だが、彼らの孫の代で予想だにしなかった大きな変化が訪れる!
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Posted by ブクログ
“失われた20年”
この言葉はなんて無責任で残酷なんだと、いつも思う。この20年間にもさまざまな人々が生き、仕事をして、生活している。
ちょうど、このシリーズの高樹和希と田岡稔。
親の世代の無茶な行動によって、社会人のスタートでトラウマとなるような出来事を被り、そのあとはひたすら“生きる”ことに専念するしかない人生。
にもかかわらず場を荒らした大元の親たちは勝手に評価を下げて、見下し、孫へ期待をかける。
身勝手な“社会正義”とやらのために……。
物語はいよいよ現代。
文中でも新型コロナ、スマートフォンとSNS、加熱式煙草、パワハラ、という具合に令和のいまを描く。
変わっていく時代のなか、変わらない政治と金、ますます、つまらなくなったマスメディア
親子三代の政治家と新聞記者の物語は、ラスト健介の覚悟が爽やかに残る。
Posted by ブクログ
シリーズ第3部
三世代にわたる政治家vsマスコミの戦い
なんか本作は恋愛小説みたいになってしまって残念。
最後まで社会派小説として事件記事で締めくくって欲しかった。
Posted by ブクログ
『小さき王たち』第3部。
高樹家と田岡家の争い、ついに決着。
コロナ禍の2021年。
高樹治郎の孫・健介は、東日新聞の記者として、因縁の新潟支局にいた。
祖父の命を受け…
田岡総司の孫・愛海もまたNBSの記者として、新潟にいた。父・稔の後継者として、地盤を引き継ぐという、祖父・総司の狙いのために…
決着は着いた…
健介と愛海によって。
結局、じいさん同士の喧嘩だった、長い長い。
50年も…
もっと早く決着できていたのではないかと思う…
和希が25年前の田岡の策略に嵌ったまま、立ち直れなかったことが残念すぎる…
あのままなんて…
50年もかけなくても…
なんと執念深いんだ…
結局は田岡総司が権力を得たかっただけなんだろう。総理大臣にはなれなかったが…
高樹の正義が最後に田岡にダメージを与えて欲しかった。稔の落選で…
なんだか…
『ジイさんたち、いいかげんにしてくれ』だろう…
健介と愛海がどう生きるのか、みてみたい。