【感想・ネタバレ】マン・カインドのレビュー

あらすじ

2045年、国際独立市テラ・アマソナスの指導者チェリー・イグナシオが、軍事企業〈グッドフェローズ〉の捕虜を銃殺する。この虐殺をレポートしようとした迫田城兵は事実確認プラットフォームにより配信を拒否されてしまう。果たして人類に何が起こっているのか?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

名前だけは知っていた藤井太陽を初めて読んでみた。最高、今までなんで読んでこなかったのか猛反省。

初めてのSF作家って緊張するねんなぁ、理系素養が圧倒的に足りてないので、安易に近づくとバチコーンと跳ね返されてしまう目になり、半世紀に及ぶ読書生活で何度バチコーンされてきたことか…。

でもこの作品は、杞憂中の杞憂に終わった。遺伝子の事、多次元仮想空間の事、人造マイクロチップの事、究極のマルチタスクの事等々、理系仕草?はたっぷりあるんだけど、なんとなくのニュアンスがつかめてしまえば、それだけで十分作品に没頭できる。ちょっと凝った月村了衛といえば月村さんに失礼か?

テンポよく読み進めることができて、物語の展開も意外性があって、アクションも対話もグッと入り込める丁度良い密度で…ジェンダーと多様性のテーマもそんじょそこいらの人権さん等の想像を超えたとこがあるのに、臭さ怪しさ一切なし!

遅くなったら過去作も追いかけて行くぞ。いやぁジャパンSFもまだまだガンバってるよねぇ

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2025年09月02日

Posted by ブクログ

最高でした! 2045年の戦場ジャーナリストが主人公の、ミリタリーSF、なのですけれど、とにかく近未来への解像度が高くてワクワクする!

たとえば「年寄りのエンジニアは、音声エージェントをわざわざ名前を呼んで立ち上げがち。HeySiriだのOKGoogleだの、当時の製品名で呼ぶのを好む人も多い」みたいなちょくちょく挟まる『近未来ありそうありそう』がいちいち絶妙。

ラスボスが『チェ・ゲバラの扮装をしてハバナ葉巻を嗜む現代戦争コンサルタント』なのも、みょーに男心をくすぐる!

クライマックスの王道的な盛り上がりと、エピローグの余韻もたまらない……。

専門家同士のよくわからない専門的な会話で妙にわくわくする感覚は、アレだ。『シン・ゴジラ』に似てるんだ! 兎に角お勧めです!

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2025年08月13日

Posted by ブクログ

活字の本がまだまだ得意ではない自分でもこの本は楽しく読めた。
ヒデミスで知って買った。ミステリーをあまり読んだことはないけど、こういうミステリーもあるんだなと感じた。
読み進めながら脳内アニメ化して楽しんでました。いつか本当にアニメや映画になってほしい作品。

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2025年06月24日

Posted by ブクログ

現在の技術の延長線上にある遺伝子編集でニュータイプを作るお話。作為的な進化という話はエヴァンゲリオンの人類補完計画を思い出させるが、更にその淵源を辿れば「地球幼年期の終わり」にルーツを見出すことができるだろう。
実はうちの子もIVFで生まれたのだが、文系脳の両親には似ずに読書はあまり好きではなく、理数系を得意としている。いや、まさかね。

ちょうどこれを読み始める前に映画「シビル・ウォー」を観ており、更に本書を読むのと同時並行的にアニメ「サイバーパンク:エッジ・ランナーズ」を観ていた。
本書内での政治状況や、「インプラント」などの技術についてはこれらの映像作品と共通するものがあり、これがいわゆる共時性(シンクロニシティ)というものなのだろう。

本書を読んで思い出したのはヴィレム・フルッサーの「サブジェクトからプロジェクトへ」で、ディテールは忘れてしまったものの、「人体を任意にデザインすることはグロテスクに思えるかもしれないが、未来の人間はそれをするだろう」というようなことが書いてあった覚えがある。

本書のテーマからは外れるが、本書の「叙述記憶」についての叙述を読んで思ったことがあるので記しておく。
「起きた出来事を、些細な前後関係などを無視して脳が合理的なストーリーにまとめてしまう」という叙述記憶は、夢の中の時間が早く進行すると感じられることと関連しているかもしれない。夢を見ているとき(レム睡眠時)は、脳の複数の箇所が活性しているという。その間には、無意識の中で複数のストーリーが進行していると思われる。それが、覚醒に近付くにつれて、意識を駆動する脳の理性的な部分がバラバラのストーリーを合理的にまとめてしまうのではなかろうか。レム睡眠時には幾つかの出来事が短い時間の中で同時並行的に起こっているが、脳がこれを後から一本のストーリーにまとめるので、覚醒後の私たちは長い時間が経過したように感じられる、というわけである。これは検証の方法も思い付かない仮説なのだが、叙述記憶という概念は、この仮説の補強に使えるように思う。

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2025年01月30日

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傑作だった。

最初は理解できない単語の連発で戸惑ったが、話が進むにつれて少しづづ分かるようになるのが良かった。

内容は自信を持って満点を付けれます。それほど面白かった。いつか分からないほど遠い未来で実現しそうなテクノロジーに、興奮と少しの怖さを感じました。

新しい人類が誕生する場合は、自然にではなく人工的に作られる。そう確信させられるほど、本小説に魅入られてしまいました。

本屋大賞を是非取ってほしい。
万人受けする内容じゃ無いから難しいかもしれないけどね。

大おすすめです。



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2025年01月20日

Posted by ブクログ

藤井太洋(大洋ではない)、初めて読むSF作家。普通、初めて読む作家の場合は短編小説から読んで様子を見るのだが、今回はタイミング良く早川書房から新刊書が出版されたのをきっかけに思い切って読むことにした。帯を見ると、第53回星雲賞日本長編部門受賞作という華々しい勲章付き。例によって、素晴らしい作品は読む速度に加速度が付く。読み始めて早速、藤井太洋の書籍を集めにかかり、読み終わる頃までには殆ど揃えた。余りにも強烈な感動が私を襲ったので、この勢いで他の2つの長編に行くか?ちょっと待て。明後日、東京創元社から叢書短編集が出るとのこと。読むならそっちだな。

この小説の重要なテーマの一つに「公正戦」があり、既に発表した作品からこのテーマを引き継いでいるとのこと。この世から戦争が無くなれば良いのだが、どうしても戦争で決着を付けたい国同士で極めて平和的に戦う(限られた土地で、限られた人数で、限られた時間内で戦う等々の限定付きで国を代表して戦争を行う)ことができる考え方。これと比べると、いかにロシアやイスラエルが無駄な事をやっているのが判る。近未来では、ようやく戦争の愚かさを学んだようだ。また、恐らく現在からこの間は幸運にも核戦争は起こっていないようだ。

また、この作品にはいろいろな科学的要素が内包されていて、読み進めるうちにどんどん脳が活性化して読書スピードが加速度的に上昇した。特に私が気になったテーマについては簡単にコメントしたい。
〇 事実確認サービス
これを早く日本のIT産業で行って欲しい。そして早く日本の政治に適用して欲しい。なになに、そのためには「大規模言語モデル」と「量子コンピューティング」が必要なの?量子コンピューティングの方は最近良く耳にするけど、現在の進捗状況は実際どうなのかな?成功事例あるの?
〇 精子洗浄剤
不妊治療に使う薬品「精子洗浄剤」はファルキのP&Zが開発したとのこと。でも、このP&Zってアメリカの洗剤メーカーP&Gのパクリじゃないの?発音も殆ど同じ。洗剤だけに、精子まで洗っちゃうんだ。本当は洗浄じゃなくて遺伝子組み換えだけど。精子をピッカピカに磨き上げてスーパー精子にするなんて、どこまで皮肉たっぷりなの。それと、このファルキという創始者はコロナですっかり世界的に有名になったファウチのパクリ?
〇 CRISPR-Cas9
2020年ノーベル化学賞を受賞したこの技術。そりゃこの遺伝子組み換え技術を使ってDNAに新しい遺伝子を追加できるけど、SFだから入れた分だけ機能は追加できるけど、やり過ぎだよ。少しは予測できない不具合も発生するけど、ガンガン有能遺伝子を盛り込むなんて、ちょっとハメ外しすぎ。ここで、おもしろ情報を一つ。CRISPRを初めて文献に載せたのは石原良純だって?良く見たら石野良純でした。ああ、ビックリした!

一つ謎が湧き出て来た。この作品はSFマガジンにて2017年8月号から2018年8月号まで連載されたものを単行本化したものだが、2022年に第53回星雲賞を受賞してなぜ直ぐに出版されなかったのだろうか。どうして2年間も据え置かれたのだろうか。本当に謎です。

また最近、早川書房と東京創元社の仁義なき戦いが実に興味深い。似た様な題材で早川書房から8月に春暮康一の「一億年のテレスコープ」が、東京創元社から同じ8月に宮西建礼の「銀河風帆走」が出版された。そして、今回は同じ藤井太洋で早川書房から9月に本書「マン・カインド」が、東京創元社から11月明後日に「まるで渡り鳥のように」が出版される。もう、ライバル関係バッチバチやな。まあ、こういった戦いはウェルカムのウェルカム。

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2024年11月27日

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「マン・カインド」(藤井太洋)を読んだ。

これは見事!

近未来の戦争のあり方に「公正的戦闘規範」で答えを出したのかと思っていたら実はさらにその先を見据えていたのだな。

藤井太洋さんが描くちょっと先の未来って(変な言い方だけど)地に足がついた揺るぎないものに思えるんだな。

意思を強く持たないと徹夜をしていまいそうな面白さなので要注意。

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2024年11月05日

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 舞台は2045年。2030年代に横行した自動機械による殺戮応酬、非対称戦争への反省から、ORGAN(限定銃火器行使単位)という兵士部隊を運営する組織は、あらかじめの約束事に従う公正戦なるハンデを自らに課している。

 そんな公正戦という概念が一般的になった世界で、独立宣言した企業都市〈テラ・アマソナス〉の排除の依頼を受け、公正戦を受諾したのが、アメリカ最大の軍事企業〈グッドフェローズ〉。公正戦の終わり、〈テラ・アマソナス〉の公正戦コンサルタントであるチェリー・イグナシオが捕虜の兵士を虐殺する。明確な戦争犯罪の真意を、その第一報を届けようとしたジャーナリストが追う。
 
 というのが物語の導入……という認識で良いのかどうか、自分が上手く作品を理解できているのか大変心配になりますが、壮大な謎あり、緊迫感のあるアクションあり、とすごく心に残る作品でした。

 ネタバラシを避けるために曖昧な言い方にはなってしまうのですが、チェリー・イグナシオの〈動機〉を知った時、〈人類とは〉と考えさせられ、そして彼らはどこへ行くのか、と考えさせられる作品でした。よく人類史の話の引き合いに出される、ゴーギャンの絵画のタイトル『我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか』のあの言葉が、まさに、という感じで胸に迫ってくる壮大さが魅力的でした。

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2024年11月05日

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ネタバレ

高度に技術進化したドローン、遺伝子操作された狙撃手、公正さを前面に支持を得る手法など、今ある科学技術の延長上にありそうな戦争の形態を想像させてくれる。

中盤あたりでストーリーの核心が見えてしまって後半ややダレて読んでしまったけど、こういう未来はあり得そうだなというリアリティがあって楽しく読めました

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2025年06月23日

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デザイナーズベイビーのような遺伝子操作が現実味を帯び始めていることや、近年のデマが横行していることを防止するための事実判定機関であったり、近未来SFでありながら、絶妙に現実味がある設定がストーリーへ引き込んでくれます。

公式戦闘という設定は新しくて面白かったです。

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2025年05月30日

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ネタバレ

公正的戦闘規範 の第二内戦の後の世界が舞台。前作読んだのが7年前で、すっかり忘れているが、ORGANの説明等、舞台設定うっとうしいほど細かいので特に問題なし。近未来ガジェット満載で、戦闘用の犬型?多脚ローダーや監視ドローンだけでなく、自動運転(LEVELが場所によって変わる)、高層建築(1200mの富裕層マンション)、コンタクトレンズに内蔵された層化視(クシュヴ)、動画から記事の自動生成(これは既に現実化?)、遺伝子操作。展開もSPEED速く、最後の読後感もいい。だが
藤井太洋のSFは今ある技術の延長線上で現実化できそうな技術が売りだとおもっていたので、最後のおちには納得できない。最後だけオカルトファンタジーになってしまったので星4つ。 ここからネタバレ
マン・カインドが遺伝子操作により聖徳太子のごとく同時多数の事務処理ができるようになるというのは納得。分岐意識が脳内で多数芽生えるというのも判る。だが意識をドローンに載せるのは飛躍しすぎ。ドローンのセンサからの情報を処理する主体は人間の脳でしょ?人間の脳が死んだのにドローンに意識が残るってのは、さすがに説明必要でしょ!ドローンの処理ICが人間の脳のようにニューラルでできているとか。バイオテクで造る生体ICが主流になっている可能性もあるので、そのあたりのガジェット説明があったら星5つだったのに。

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2025年02月06日

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最初のうち、物語中の戦闘の状況/対立関係がうまく飲み込めなくて若干混乱したけど、読み進めていくうちに頭の中も整理されてきて、そうなるともう、次の展開はどうなる?とワクワクして楽しめた。誰か映画化してくれないかな〜

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2025年02月02日

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長編なんですけど、最初から最後までずーっとおもしろかったです。小島秀夫監督が激推しされてたとおり、メタルギア好きな人なら刺さりまくると思います。

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2024年12月24日

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公正戦闘がルールとなった近未来。人類の根本を揺るがす陰謀をめぐるサスペンスアクション。現代の技術の先にある未来の技術の姿に胸が躍った。その上で分断が進む現代の先にあるべき明るい社会の姿を夢見た。

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2024年12月13日

Posted by ブクログ

第53回星雲賞日本長編部門受賞作品。その賞の名に恥じぬ濃密も濃密、もはや濃すぎるのではないかというレベルのゴリゴリのハードSF。2045年のテクノロジー描写が絵空事にならないようにしっかり練り込まれていてITに関心がある人はたまらないはず。一方でその辺りの土地勘が無いと情報量過多で戸惑うかも。土地勘があっても情報量は圧倒的で、とてもじゃないが「サクッと読める」ボリュームではない。じっくり味わうべし。社会批評SFとしてもアメリカの内戦という設定でアレックス・ガーランド監督のヒット映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』と共鳴しており、こんな小説が2010年代から日本で連載されていた事実が興味深い。

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2024年11月30日

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近未来リアルサイバーSFというか、まずその近しい未来の描き方がさらりと自然で、説明くさくないので、世界観に入り込みやすいのがいい。物理空間と仮想デジタル空間を融合したMixed Realityなよくアニメで観る世界(空間に向かって手をささっと動かすと仮想空間のドキュメントがばばばっと分類されてそいつを相手にシュッみたいな)が文字の中で背景のように当たり前に存在している世界を構築している時点で、物語が面白くなる素地ができているのがすばらしい。
近未来の戦争が「公正戦」と言われる事前に戦力を情報公開してライブ配信することを前提とした、まるで過去の正々堂々といざ勝負的な戦闘行為となっていたり、その報道方法も現地の中継中に記事の信頼性をチェックする機関を通して、フェイクじゃないことを実証してからじゃないとニュース配信できないようになっていたりとか、現在の状況からさもありなんというSF作家的視点がバリバリ効いている。
当の物語としての楽しみは、後半仕掛けがうすらわかり始めてくるあたりからの展開が少しやりすぎ感を感じたものの、きっちり最後まで楽しませてくれる。
ネトフリとかでアニメか実写化しないかな?

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2024年11月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

戦闘前に様々な取り決めをし、戦争の代わりに行われる公正戦。その様子が報道される近未来の世界。記者である迫田は公正戦無敗の男イグナシオに出会い、陰謀に巻き込まれていく。

世界観は引き込まれるし、細かい設定も読み応えがあった。イグナシオがやろうとしていることが割と早い段階で見当が付いてしまったのが残念

機械に意識だけで残ったレイチェルがタチコマみたいでかわいかった。ぜひ映像化してほしい。

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2025年03月24日

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