【感想・ネタバレ】ズッコケ中年三人組age48のレビュー

あらすじ

ズッコケ三人組の40代を描くシリーズ第9弾。いよいよ市会議員の仕事が始まったハチベエだが、ある日バスの中で女子高生に痴漢犯人にしたてられ、警察の取り調べを受けることに。結局無実がわかって釈放されるが、何かおかしいと怪しみだすハカセ。モーちゃんのひとり娘や、ハチベエの次男の協力も得て、ついにつきとめた事件の黒幕とは!? 三人が集まれば怖いものなし、三人の三人らしい活躍が楽しめるage48です。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ズッコケ中年組シリーズも9作目。定着した年1回の最新刊が毎年楽しみになりました。
漢字が少なく、児童書ベースの語り口など、懐かしさを感じています。
今回は、地元代議士になられたハチベエが巻き込まれる事件と、地元政界でのきな臭い話だけに、愉快なストーリーではなく、さわやかさを感じられない部分は、少々不満は残りました。ただし、彼らも48歳となっており、子供達が軸となって、話を展開しないと、リズムが出てこない部分があり、寂しくもあり、時代に合わせる感覚としても仕方ないのかもしれませんが。
那須先生が、いつまでも、ズッコケシリーズを続けてくれることに感謝をしつつ、どこまで、彼らを中年として扱うのか、そろそろ健康不安を取り上げられる展開もありうるのか、などと邪推をしつつ、次回作を楽しみに待ちたいと思います。

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2014年03月21日

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