【感想・ネタバレ】エンジニアじゃない人が欲しいシステムを手に入れるためにすべきことのレビュー

あらすじ

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

利益拡大、業務効率化、顧客満足度向上……。
いまや企業が「何か」を成し遂げようとするとき、そこに「システム」の存在は不可欠です。しかし、IT企業ではない会社の「システム発注」や「システム導入」の仕事というのは、どうも人気がないようです。
それもそのはず、「欲しいシステムを手に入れる」たったそれだけのことが、「無理ゲー」とでも言いたくなる難しさだからです。
予算オーバー、リリース遅延、ベンダーとの不和、経営陣からのプレッシャー、出来たけど誰も喜ばないシステム……。
1つだけでも厄介なのに、それらが一斉に起きることもザラにある。それがシステム開発です。
本書では、1mmも望んでいないDX室への異動を命じられた主人公が、悪戦苦闘、七転八倒、阿鼻叫喚を繰り広げながら、周囲を巻き込んで「欲しいシステム」を手に入れるまでを8つのストーリーで解説。システムの開発工程に沿って、必要なノウハウと心構えを体得することができます。
◎主人公の失敗・成功を追体験しながら、システム開発の成功に必須のスキルと心構えを身につけることができる!
◎「業務フロー」「要件定義」「プロジェクト計画」などシステム外注・導入の際に必須の重要事項の決め方がわかる!
◎「会計システム」「人事システム」「AIを活用した住宅情報サービス」など、身近なシステムが登場するのでイメージしやすい!
◎ストーリーとは別の実務解説で、各業務の進め方がわかる!
新たにIT部署に配属になった人・異動になった人はもちろん、仕事でシステムに関わる全ての「エンジニアじゃない人」にオススメの1冊。装丁画・挿絵はいま注目の作家・今宵さんが手がけます。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

・感想
小説チックにシステムの要件定義のイロハをまとめている書籍。
とてもわかりやすくてとても良い本だなと思います。
新卒や入門編としてとてもおすすめ。

0
2025年05月11日

Posted by ブクログ

素人がシステム開発プロジェクトを担当した際にはどんなことが起きるのか何に注意したらよいかについての基礎知識として一読しておくと良いかもしれません。開発の全体像が物語形式で把握でき、ユーザーがベンダー任せではいけない理由がよく分かります。

0
2025年01月04日

Posted by ブクログ

読み終わった
最初、「登場人物がすんごい変人ばっかりだな…マジか?世の中こんな人なの?」
ってなった。読み進めるうちに
「あるな、こういうの。」
ってなった。
休み明けに部署内に紹介しよう

0
2025年01月01日

Posted by ブクログ

社内の業務をIT化したいとか社内にシステムを導入したいとなった時、ベンダーに何をどう依頼すればいいのか、発注側の心構えとか発注側が何をしなければならなくて何を知っていなければいけないが理解出来る本。ストーリー仕立てなのでサクッと読める。

0
2025年04月07日

Posted by ブクログ

フローや用件定義の書き方などがどういった役割のものなのか?そしてどんなふうに書くのかが分かりやすく物語で書かれている本。ベンダーとのトラブルになりやすい点などもうまく表現されていると感じました。

0
2025年02月24日

Posted by ブクログ

私は前職がIT関係の会社だったこともあり、今の会社では一応IT担当者のような役割を担っているのだが、働き方改革における業務の効率化や人材不足への対応、台頭するAIの活用なども含めて、今後自分の会社でも大規模なIT改革が必要であろうということを鑑みて、IT担当者とはいうものの実際のシステム開発におけるプロジェクト管理などにはまったく精通していない自信があったのでネットで検索して目についたこの本を読んでみた。

小説仕立てになっており、会社のシステム開発にITの知識がまったくない若手社員が携わって、発生したトラブルから様々な示唆を得るというものだ。小説風なので非常に読みやすく、1日で読んでしまった。

ただ、想定されるシステムの規模があまりにも大きすぎて、私のような田舎の中小企業に務める人間としては、自分事として捉えるにはちょっと難しかった。確かにシステムの規模に限らず、プロジェクトの本質は大きく変わるものではないだろう。事実、発注側はベンダーに丸投げではダメ、自分たちもプロジェクトメンバーで、一緒にシステムを作り上げていくことが大事、というのは本当にそう思う。自分の会社もシステムユーザー層は、忙しいのかなんなのか知らんが、開発中には何も言わないくせに出来上がったものを見て、思ってたのと違うとか使いづらいとか平気で言うから困ったもんだよね。そういう人たちにこそこの本を読んで、システムが出来上がっていく過程を学んでほしい。

今は特に大きなシステムの刷新を予定しているわけではないので、ただただストーリーの先が気になって一気に読んでしまったが、近い将来システム更新を実施する際はもう一度読み返してみたいと思う。

0
2025年01月03日

Posted by ブクログ

システム開発への取り組み方をストーリーから学ぶことができる。ベンダーに任せきりではなく、ユーザーからの主体的な行動や働きかけも必要と理解した。

0
2024年11月09日

「IT・コンピュータ」ランキング