【感想・ネタバレ】とんちき 蔦重青春譜(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

蔦屋重三郎の店「耕書堂」に集う男たち。のちに十返舎一九に曲亭馬琴、東洲斎写楽、葛飾北斎となる彼らだが、今はまだ才能の開花を待つ、何者でもない若者たちだった。金はないけど、夢はある。元気もある。お上ににらまれているけれど怖いものなし! だが、偶然発見した「死体」から一波乱が巻き起こる。創作者たちの熱い魂が胸をすく痛快青春出版物語。『とんちき 耕書堂青春譜』改題。(解説・細谷正充)

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Posted by ブクログ

歴史の教科書で学んだ人が、歴史の本に載る前の話を物語を記している。歴史は、この様に、物語で知ると理解度が増す。この時の時代も感じながら、楽しみながら学べることが良かった本。

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2025年01月04日

Posted by ブクログ

蔦重が面倒を見ていた4人を知らずに完読。ホントびっくり、知らない分だけ、よりワクワク読めました。
創作なのかリアルなのか、でも芸術家になるヒトとなりを感じました。どんな人生でも職業でも、明るく情熱的な志がないと続かないですね。

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2025年07月14日

Posted by ブクログ

蔦重の店に集まった、若き日の曲亭馬琴、東洲斎写楽、葛飾北斎と十返舎一九。
それぞれの性格や苦悩と熱情が描かれ、興味深く読ませてもらった。
特に鉄蔵が、瑣吉を探しに歌麿のところに行ってバカ騒ぎをする場面は、くすくす笑いが止まらなかった。

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2024年11月09日

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