あらすじ
昭和中期の週刊誌創刊ブームの中、トップ屋(巻頭記事を担当するフリージャーナリスト)として活躍した著者は、1962年に話題となった経済小説『黒の試走車』以来、多種多様なジャンルの小説やルポルタージュを発表し人気作家となる。本書は、1960年代後半から文芸誌に発表されたサスペンス、犯罪ものを日下三蔵の編集で贈るオリジナル作品集。愛とエロスと欲望の中で繰り広げられる“復讐”の物語。
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Posted by ブクログ
まさに色と金と復讐の話ばかりが9編。
昭和の頃の小説なので、現代からみるとオヤ……と思うような言動や、聞いたことのない単語なども出てくるが、当時はこうだったんだろうなぁと思うから気にはならないし逆に初めて知れることもあってよかったのかもしれない。
話としてはちゃんとしたトリックがあるミステリーというわけではなく、サクッと読めるサスペンスという感じ。
表題作「犯罪日誌」が一番好きかも。
「四本目の鍵」も、早々にオチがわかるなぁと思いながら読んでいたら最後にもう一捻りあって、こういうオチは私としては好きなところではあるのだけど、ちょっと無理矢理とってつけた感もあって少し惜しいような気もした。