あらすじ
5歳で聖女と認定されたエステルは、朝から晩まで働かされる毎日に耐えていた。成長し聖女の力が強くなればもっと働かされると悟り、自分の力を隠すようになると「能無し」と言われる始末。「衣食住が確保されるなら」と我慢を重ねていたある日、なんと王太子の婚約者に選ばれる。ようやく辛い日々から抜け出せる…と思われたが、王太子は平民出身のエステルを散々罵った挙句、異界から来た聖女と結婚すると言い出し、邪魔になったエステルを「偽聖女」として処刑しようとする。
「やってられないわ 馬鹿馬鹿しい」
ついに我慢を爆発させたエステルは隠していた力を解放。
逃亡に成功し、自由を手に入れたはずだったけれど――?
感情タグBEST3
タンザナイト色ね
ギルド長の台詞から、巷で銀髪に青紫色の天使ってまで噂されてたんだなぁ~っとちょっとツボに入る。そんな目立つ存在で(受付嬢さんに)ただの村娘には見えないんじゃないでしょうか。
訪問したこの国のいまは聖女がいなくてかなり切迫した状況らしく、どうするのか先が気になるところ。
聖女
お金のないエステルは着ていたドレスを仕立て屋で売って工面しました。彼女が空を飛んでやって来たことは既にこの街で噂になっているようです。聖女だと知れたら面倒になると考えた彼女は魔術師だということにしました。冒険者ギルドに行けば仕事を紹介してもらえると仕立て屋で聞いた彼女は、そこに行きました。この街のことを何も知らない彼女にギルド長はいろいろと教えてくれました。そこにルイという子供が来て「魔物が出た」と報告しました。彼女の出番はいろいろありそうですが、聖女とバレずにいられるのでしょうか?