【感想・ネタバレ】アマテラスの正体(新潮新書)のレビュー

あらすじ

天皇家の祖神、天照大神(アマテラス)は伊勢神宮に祀られている。だが近世以前、歴代天皇がほとんど誰も参拝していないのは、一体なぜなのか。実は、アマテラスは宮中に祀られていたのだが、崇神天皇の時代、もう一柱の神とともに、そこから出された。その神の名は日本大国魂神。これまで注目されなかったこの神に光を当てることで、アマテラスの本当の姿が浮かび上がる――。古代史研究の鬼才が、最大の謎に迫る。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

20251025-1101 この本の前に『古事記の正体』を読んだのだけど、順番を逆にすればよかった。もちろん十分面白かったけど。アマテラス(天照大神)を主祭神とする伊勢神宮と古代天皇家の関係を論じている。3世紀に遡るヤマト建国に遡り、尾張東海地方まで含めた諸地域の勢力が大和周辺に集い、ヤマト建国に至った、という。従来は大陸に近い地域の勢力(九洲とか)に焦点が当たっていることが多かったと主が、それを東海地域まで含めているというのは興味深かった。

0
2025年12月01日

「学術・語学」ランキング