あらすじ
いい人と言われるのに自分ばっかり損をしてる。頑張ってもむくわれない…。優しい、遠慮がち、お人好し。
元々そんな年収400万円だった著者が、3人の子育てをしながら、苦手な仕事はチームに丸投げしても感謝され、法人2期目で年商5億円に。
その秘訣は《戦略的いい人》になったこと。指示を出すのではなく、「頼ること」「手柄を相手に渡すこと」などでメンバーのやる気を引き出し、成果につなげている。
《戦略的いい人》とは、「誰とも戦わずに人の力を借りまくって成功する生き方・働き方」のこと。いつでもどこでもオンラインで人に頼れる”つながる時代”になった今、スキルアップに励むより、人間関係をよくすることが幸せに稼ぐ近道。
“いい人だけれど残念な働き方”をしている人にこそ読んでほしい、行動習慣、人間関係、コミュニケーション、発想法などを紹介。
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Posted by ブクログ
あらすじ
「頼まれると断れず、自分ばかりが損をしている」「周囲に気を遣っているのに、なぜか正当に評価されない」――。本書は、報われない優しさで疲弊する「残念な『いい人』」から、周囲に応援されながら成果も手にする「戦略的『いい人』」へとシフトするための思考法を体系化した実践書。著者は、ただ嫌われたくない一心で引き受ける我慢は、相手のためにもならず関係性を歪めると指摘する。「自分を満たした上で他者に貢献する」「断るときは感謝を伝え、相手の目的を叶える代替案を出す」「相手が本当に求めている成果に先回りして貢献する」「自分の強みや役割を明確にしてギブする」など、自己犠牲を排し、自分も相手も共に豊かになる循環をつくる具体的な知恵を説き明かす。
所感・深掘り
「優しさは素晴らしい美徳だが、戦略や境界線を持たない優しさは、自分をすり減らし組織の停滞を生む」という痛快な本質を突きつけられ、日々の人間関係や役割の引き受け方を深く省みさせられる一冊だった。
特に深く腑に落ちたのは、「残念な『いい人』は他人の機嫌を取ろうとし、戦略的『いい人』は相手が本当に求めている目的を達成させようとする」という決定的な違いだ。責任感が強く真面目な人ほど、頼まれごとを抱え込んでしまい、結果として本来注力すべきコアの仕事や自分の心身を犠牲にしてしまいがちになる。しかし、本当の貢献とは都合のいいイエスマンになることではない。まず自分自身の軸とコンディションを整え、その上で「相手の真の課題を解決するために何ができるか」を冷静に見極めて差し出す。この健全な境界線を持つことこそが、長期にわたって価値を提供し続けるプロの姿勢なのだと痛感した。
また、「誰にでもいい顔をするのではなく、応援したい人や共通の志を持つ仲間にエネルギーを集中投下する」という選択と集中の視点も胸に刺さる。すべての要望に応えようとすれば、エネルギーは分散し、誰に対しても中途半端な関わりになってしまう。自分の役割と強みを自覚し、組織の要として最も波及効果の高い場所に温かな心配りを届けること。これは職場のマネジメントにとどまらず、後進の育成やチームづくりにおいて、指導者が自滅することなく持続可能な指導体制を築く上でも極めて重要な指針だと感じる。
嫌われないための自己犠牲をやめ、自らの足元を整え、関わる人と共に栄える知恵を持つこと。
日々の気遣いや頼まれごとに追われて疲れを感じている人はもちろん、周囲との信頼関係を深めながら、無理なく最大の成果を引き出したいすべてのリーダーにとって、生き方と働き方を軽やかにアップデートしてくれる良書だ
Posted by ブクログ
B(Bridge)視点=人と人をつなげる橋渡し
・人のサポートをするだけで良い
・誰とも競わずに成果を挙げられる
・最終的に関わった人みんなから好かれる
・成功するのは頑張った人ではなく誰かを幸せにした人
・人を幸せにして自分の協力者を増やしていく。そのための戦略が必要
・戦略的にいい人は受取上手(受取を拒否しない、喜んで感謝する)
・自分が目立とうとするのではなく、「全体益」を考えられる人は絶対に必要とされる
・手伝ってもらうときには、自分の目標やビジョンだけは自分がしっかり語る
Posted by ブクログ
先出しのGive→返報性の原理
・自分を満たすことは忘れない、自己犠牲ではない
・自分が楽しむ、人と共有したくなる、Give(幸せ)
自己重要感を与える「Bポジ」