あらすじ
副大統領を狙う犯人から届く不気味な脅迫状。
その意図はなにか。
感謝祭のワシントンDCに姿を見せる副大統領。
やがて、しずかに攻防の幕が上がる。
Amazon Prime Videoの新シリーズも圧倒的な人気を誇る、
戦うアウトロー、ジャック・リーチャー・シリーズ!
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Posted by ブクログ
初期作だから面白いだろう、と思ってはいたが読み応え抜群! 事件の様相が二転、三転していく様は推理小説を読んでいるかのよう。今作も堪能しました。リーチャー、いいですね。推理力、行動力、そして容赦のなさ! 全て好みのヒーローです。
Posted by ブクログ
リー・チャイルド『副大統領暗殺 下』講談社文庫。
現在、アメリカで刊行されているジャック・リーチャー・シリーズ全28作の2002年に刊行された第6作で、邦訳作品では第15作目にあたる。このシリーズは邦訳が刊行順では無いが、全て独立したストーリーなので読んでいても、余り違和感を感じない。
上巻の盛り上がりに比べると結末がイヤに呆気ない。そんなことが理由で次期副大統領の暗殺を図り、無関係な一般人やシークレットサービスまでも射殺してしまうのかと疑問を感じた。しかし、上下巻通して評価すれば、高評価ではある。
シークレットサービスの幹部であるM・E・フレイリックから依頼を受けて、元部下のフランシス・ニーグリーと共に暗殺予告のあったアメリカ合衆国の次期副大統領ブルック・アームストロングの警護にあたるジャック・リーチャーだったが、感謝祭の会場で事件が起きる。何者かが次期副大統領を狙って狙撃を行い、身を呈して次期副大統領を護ろうとしたフレイリックが射殺されたのだ。
リーチャーはニーグリーと共に正体不明の犯人を追ううちに次期副大統領暗殺未遂事件の背後にあった驚愕の事実を知ることになる。
本体価格1,100円
★★★★★