あらすじ
ことばは思い通りに伝わらない――ことばが持つ意味と価値を正しく理解し、聞く・話す・書く・読む・解くの5つの技能を見つめ直すことで、より高い学習能力とコミュニケーション能力を身に付けるヒントを示す1冊。こんな人はズレているかもしれません!! (1)人の話はしずかに黙って聞く (2)すらすらと本を読むのは得意だ (3)問題が解けるとうれしくて仕方ない
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Posted by ブクログ
まさに子育て中の自分にとっては、耳が痛い話ばかりだった。
「ごめんなさい」ということば一つとっても、その言い方やシチュエーションによって、ことばの重み、伝わり方、伝え方が変わってくるということ、親自身が気をつけなければ、と感じた。
スラスラ読める=理解している、というわけではないことも、自分の中では反省点だった。
子どもの音読の宿題で、スラスラ読めてて読むの上手いな〜なんて単純に思っていた自分がいた。登場人物の気持ちや場面ごとの情景を考えているからこそ、多少詰まってしまうこともある、というのは、納得だった。
名前の書き方一つとっても勉強になった。先生に見てもらうからこそ丁寧に書くことが大事、そもそもそれがわかっている子は丁寧にかけるということ。。全然見てなかったなー
たぶんこの本が伝えたかったのは、子どもの本質を見なさい、ということなんだろうな。
点数とか、やったやらないとかの上辺だけでなく、ちゃんとその中身を見て、ということ。
そうすることで真の学びに繋がるし、親子の絆も強化されていくのだな、と。子ども自身もちゃんと見てくれている、という納得感に繋がるしね。
問題はこの多忙な現代社会でどこまで子どもに寄り添えるか。。いやこれは言い訳か。。すべて完璧にやろうとしないで、やれるところからやっていけばいいのかな。
まずは私は話をちゃんと聴く、傾聴するというところからやってみようかな。
上辺だけを見そうになったときに読み返したい本だと思った。