あらすじ
最短出世中・現役エリートメガバンカーが現在進行系で使うコスパ最強仕事術。「同じ働きでより多くの評価を獲る」「余計な減点を回避する」ことで、社内外で自分の評価を最大化する強烈なノウハウを掲載。忖度、感情、しがらみがはびこる全JTC(伝統的日系企業)で今日すぐ使える「真面目な人が損しない」ための全技術。
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Posted by ブクログ
読めば読むほど面白いなあと思わせてくれた本だった。
マイナス点としては営業に寄った話で、技術職の私には適用できないなという点がいくつかあったところかな。
でも、ほんの最後に状況によって、取捨選択をしてほしいと書いてあって、根回しが上手だなあと改めて感心。
また、「本の技を使っている」と言う意識を持つことにも大賛成。
意識的にやろうとするのが習得するための「コスパ」最強の方法だと私も思う。
私のキャリアの最終目標は「本部長」かつ、長時間残業や、会社のために無駄なお仕事はしたくないなと思っている、超大手JTCに務める2年目の会社員なので、まさしく私をターゲットにしたような本だった。。
◯取り入れようと思ってること
・雑用は「上司の近くで」「引き継ぐことを前提に」
・上司の苦手分野を極める
・言うことを聞いてなくても言い回しで聞いてるふうにする
・「上司に変えて欲しいところを」「あえて嘘をついて」「他人の前で褒めちぎる」
・相手のこだわりや癖を3つ把握しておく
・仕事ができない人がわかってなさそうなことを自分が代わりに聞いてあげる
・予定間はゆるく上司に伝える
・会議は最初に発言する
・心配な案件は「会議に参加させ」「周りに伝わるように相談」「報告書で証拠を残す」
・分からないことはすぐ聞く。自分が知識不足である前提で
・理不尽に関しては「他の人でも同じ目に遭うか」で判断
→遭う場合:指示内容に誤りがないか確認する風にメールで証拠を残す
遭わない場合:合わない人と同じ行動をする
・メモは後で捨てていいからとりあえずとってるふりはする。月にA41枚に収まるようにする
・仕事を寄せてくる人には、寄せられた質問を聞きづけて無能and聞くだけ手間をかけると思わせる
・同僚の得意分野を知る→RPGのように場によって手札を考える
・飲み会は「楽しい」か、「得たい情報が得られるか」で行くかどうかを決める
・コスパの悪い雑務は「なんだ私にさせてくれるのか」を毎回聞いて回ってこないようにする
・上司がやるか自分がやるか曖昧な仕事で、気が重いものは上司も出席させてメインスピーカーにする
・愛社精神は捨てる
・自分の部署、行きたい部署の偏差値を把握する
→歴代部長の行き先、どの部署から移動する人が多いのか
・自分の付加価値が発揮できる仕事は積極的にする
・オール5の先輩をパクる。全方向からの評価がいい人、会社の評価軸に沿って真似する。居ない場合は得意科目に合わせてパクる
・上司目線で仕事をする
・リスクがある業務は、他の人を巻き込む質問をする
ほんとに大満足の本だった…。