【感想・ネタバレ】雑用は上司の隣でやりなさい あなたの評価を最大限に高める「コスパ最強」仕事術のレビュー

あらすじ

最短出世中・現役エリートメガバンカーが現在進行系で使うコスパ最強仕事術。「同じ働きでより多くの評価を獲る」「余計な減点を回避する」ことで、社内外で自分の評価を最大化する強烈なノウハウを掲載。忖度、感情、しがらみがはびこる全JTC(伝統的日系企業)で今日すぐ使える「真面目な人が損しない」ための全技術。

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Posted by ブクログ

とてつもなく頭が良い人が書いたのだなという印象でした。いかに私が効率の悪く評価されない働き方をしていたかを痛感しました。それと同時に自分は真面目だったのだなと妙な自信を持てました。
そして非常に楽しく読むことができました。

全編において目から鱗状態でしたが、特に『仕事のパフォーマンスは「成果」や「努力」で決まるわけではない。会社からの「評価」で決まる。』という主張には驚きました。その考えはなかったです。
しかし、会社での評価のされ方を振り返ってみると、確かに最近はそのようになっている気もします。
ここ数年で会社の評価項目がどんどん明確に細かくなっており、その評価項目を達成できていないのであれば、何もしていないみたいな風潮があるからです。決してそうではないはずなのに評価=パフォーマンスになっているように思います。

決してこの本のすべてをマネすることが良いとは思いませんが、これからの会社員人生において、一つの選択肢を与えてくれたように感じました。

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2025年11月17日

Posted by ブクログ

どんな努力も見えるところで見て欲しい人に見せる事が大事。当たり前だがなかなか難しい。忙しいもダメ、事実と数字で伝える。明日から実践出来ることがたくさんあった。

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2025年08月09日

Posted by ブクログ

コスパと謳うものの、言わんとするのとは、
「評価基準を把握しましょう」。
組織で生きる以上、当然だと思った。
他方、それを言語化できる著者の力量が凄い。

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2025年04月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読めば読むほど面白いなあと思わせてくれた本だった。
マイナス点としては営業に寄った話で、技術職の私には適用できないなという点がいくつかあったところかな。
でも、ほんの最後に状況によって、取捨選択をしてほしいと書いてあって、根回しが上手だなあと改めて感心。

また、「本の技を使っている」と言う意識を持つことにも大賛成。
意識的にやろうとするのが習得するための「コスパ」最強の方法だと私も思う。

私のキャリアの最終目標は「本部長」かつ、長時間残業や、会社のために無駄なお仕事はしたくないなと思っている、超大手JTCに務める2年目の会社員なので、まさしく私をターゲットにしたような本だった。。

◯取り入れようと思ってること
・雑用は「上司の近くで」「引き継ぐことを前提に」
・上司の苦手分野を極める
・言うことを聞いてなくても言い回しで聞いてるふうにする
・「上司に変えて欲しいところを」「あえて嘘をついて」「他人の前で褒めちぎる」
・相手のこだわりや癖を3つ把握しておく
・仕事ができない人がわかってなさそうなことを自分が代わりに聞いてあげる
・予定間はゆるく上司に伝える
・会議は最初に発言する
・心配な案件は「会議に参加させ」「周りに伝わるように相談」「報告書で証拠を残す」
・分からないことはすぐ聞く。自分が知識不足である前提で
・理不尽に関しては「他の人でも同じ目に遭うか」で判断
→遭う場合:指示内容に誤りがないか確認する風にメールで証拠を残す
遭わない場合:合わない人と同じ行動をする
・メモは後で捨てていいからとりあえずとってるふりはする。月にA41枚に収まるようにする
・仕事を寄せてくる人には、寄せられた質問を聞きづけて無能and聞くだけ手間をかけると思わせる
・同僚の得意分野を知る→RPGのように場によって手札を考える
・飲み会は「楽しい」か、「得たい情報が得られるか」で行くかどうかを決める
・コスパの悪い雑務は「なんだ私にさせてくれるのか」を毎回聞いて回ってこないようにする
・上司がやるか自分がやるか曖昧な仕事で、気が重いものは上司も出席させてメインスピーカーにする
・愛社精神は捨てる
・自分の部署、行きたい部署の偏差値を把握する
→歴代部長の行き先、どの部署から移動する人が多いのか
・自分の付加価値が発揮できる仕事は積極的にする
・オール5の先輩をパクる。全方向からの評価がいい人、会社の評価軸に沿って真似する。居ない場合は得意科目に合わせてパクる
・上司目線で仕事をする
・リスクがある業務は、他の人を巻き込む質問をする

ほんとに大満足の本だった…。

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2025年02月13日

Posted by ブクログ

JTCを生き抜く指南書。
こんなこともやらなきゃいけないの?をやらないといけない日本企業。

本書の内容が実践できている人は出世しています。

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2024年11月08日

Posted by ブクログ

私も大手企業勤めだが、この本に書いてるようことを自然に要領よくやってる人が、出世し、かつ早めにおウチに帰ったり呑みに行ってるイメージ。
こういうお偉いさんが増えたのが日本社会だろう。

要領よくサッサと帰るお偉いさんの下は、大抵朴訥にまじめに仕事してる人がいてチームを支えているものである。要領おじさんより、そういう人こそ報われてほしい。
そのような世の中や会社内の人間に対する理不尽に直面し、自分の力で何とかしたいという人に、引き出しを与える本だと思う。

本の帯の裏に書いてるとおり、デスクに置いてはいけないし、同僚がやってたら、少なくとも私は見抜いちゃうし、直部下なら内容や状況によっちゃ指導しちゃうかも。

だから、頭を使って活用しましょう。

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2024年10月20日

Posted by ブクログ

メガバンクで上手く生きていくノウハウが書かれた本。やるかやらないかは自分次第。
タメになった内容を備忘。

読書は、読書をする前とあとで自分の変化が明確に想像できる読書を心がける。教養のためではなく、その先のアウトプットを見据えることでコスパの高い読書になる。

他社に価格で負けた場合は価格勝負ではなく、スピード感や代替案の提示、スケジュールの可視化やアフターサポート等、無形の信頼感を醸成するなど、価格以外で勝てることを大量に列挙する。サービス継続のために必要な対価として価格が高いことを伝えて、価格の高さはむしろポジティブ要素とする。また、単発ではなく連続的に行うこと信頼感を与える。

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2024年10月05日

Posted by ブクログ


これが組織で働くということ

人は機械でありません。
それ故に人が増えれば増えるほど多くの人の意思、感情が介在し、複雑になっていく。
本書では昔ながらの日本企業で働く人が対象と書かれているが、その社風の強弱はあれど、日系、外資系関係なく通ずるものがあると思った。

日本人に多い真面目で優しい人にはずる賢いような内容に感じられて不快に思う人もいるかもしれません。
だがしかし、これが組織で働くことの現実だと思いました。
会社という組織の中で人間関係の理不尽を経験した人は一読の価値があるかと思います。

この本を読み仕事をする上で本質的でない、とストレスを感じてしまうなら、
組織で働くのは向かいないということだと思います。
この本を読むことで組織向きなのか、独立向きなのかがわかるともいえます。

ちなみに私がフリーランスになったのが、これが心底ストレスにだったから。
また逆に組織で上手くやっていける人はこういう考え方なのだと、非常に参考になった。

本の中ではあくまで会社の中での事例を挙げて解説されているが、その本質を理解すれば会社外の人間関係にも利用できると思いました。

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2024年08月28日

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面白かった。昔JTCに勤めていた時にこの本に出会いたかった。
今いる環境はJTCじゃないのであまり当てはまらない教えも多かったが、それでも何割かは役に立ちそうなものがあった。

著者は徹底した実利主義者。いかにコスパ良く自分の評価を上げるかのみを考えている。ランチェスター戦略の「弱者の戦略」というやつなのかもしれない。

例えば、
『お辞儀ハンコ』みたいなクソ無意味ルールも評価減点を避けれるなら喜んで従うべき。
先輩の助言は聞くフリだけしてればいい。
無理して100点を取らず80点でいい。
「スゴイ奴」と思われる錯覚資産を身につけろ。

などなど、真面目な会社員にはなかなか首肯しにくいハックばかり。文章もたまにちょっとちょけてるので、本気なのかふざけてるのか悩むところもある。

とは言え、逆に真面目過ぎるサラリーマンこそこういう本を読んで、上手な力の抜き方を知るべきなんだと思う。コスパ良く出世することも大事かもしれないけど、やっぱり一番大事なのは潰れないこと。
頑張り過ぎて潰れそうな人には「もっと肩の力を抜きなよ」と言うよりも「もっとコスパ良くやる方法があるよ」と言ってあげた方が楽になれるのかもしれない。
少なくとも昔の自分にはそういうアドバイスがあったらありがたかったかも。
そんなことを考えさせられる本でした。

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2025年10月27日

Posted by ブクログ

出世やコスパは抜きしても、社会人であれば読み物としておもしろい。
「これ当たり前のことでは?」という項目もあったけど、最後まで読むとそれでよかったんだと感じさせてくれる。

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2025年08月28日

Posted by ブクログ

メガバンクという超伝統的かつ巨大な組織で生き抜いてきた著者の処世術の集大成のような一冊です。

かなりテクニック的な内容が多く、最小限の労力で評価ばかり上げてどうする...というネガティブな捉え方もできますが、組織においては評価され上にいかないとできないこと・見えてこない景色もあり、自己実現をするために無駄な労力を削いでいく姿勢は、がむしゃらに頑張ることとは別軸のストイックさだとむしろ好意的に受け止められました。

個人的には、組織の中でうまく生きるためのテクニックはできる限り駆使しつつ、同時に周囲への思いやりや愛社精神のような人間味も忘れないなどバランス感覚を大切にして、自分なりの「オール5の社員(=全方位に抜け目なくリソースを割いて評価されている社員)」を目指したいと思います。

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2025年08月24日

Posted by ブクログ

なるほど、要領いい人はここまで考えているのか!と参考になった。

星5 ではない理由は、ハックの内容が実践的すぎて、応用が効かなそうだから。

逆にいうと、すごく具体的なサラリーマン人生のハック方法が書かれた本。

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2025年08月24日

Posted by ブクログ

実践的処世術

銀行に勤めている知人の苦労話がとてもリアルに理解できた。銀行のみならずJTCではびこる組織文化を実に良く描写している。すべてが当てはまらなくとも、多くは的を得ている心証。

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2025年04月13日

Posted by ブクログ

同じくJTCに勤める身として会社のシステムを上手く捉えた実用的な本。ありそうで無かったタイプの本だと思う。
全てこの本の通りにやると、自分が自分で無くなりそうだが、テクニックとして知っておいて損は無い。
本質的にはこんなテクニックを使う必要の無い会社になるのが一番だと思うし、いま世の中は少しずつその方向に向かっていると思うが、完全に無くなることは無いだろう。

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2025年03月01日

Posted by ブクログ

4月からJTCの社会人になるにあたり、人間関係において不毛な労力を割きたくないと思い本書を手にした。この本は実践的な対人スキルを説明しており、会社に入ったら役に立つであろう情報が散りばめられているように感じた。客観的に自分の状況を見極め、それに対処することは自分の人生を効率的に描いていく上で重要であると思ったと同時に、効率を生むためにも効率ではなく量をこなし、自分なりの作法を築いていくことが最も重要であると思った。つまり、効率的に仕事をしていく作法を身につけていくことを意識すると同時に、圧倒的な努力をしていくことも心掛けていきたいと思った。

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2025年02月04日

Posted by ブクログ

最小の労力で最大限の評価を勝ち取る、コスパ最強仕事術。仕事で評価に不満があったので本書を手に取った。会社における評価は成果だけではなく上司の感情が介入する。今まで反対のことをやっていたと反省。
以下、本書に倣い、要領よく働きたい。

・「サイレント減点」は、特に注意されることなく、上司や先輩から減点されてしまうという悲劇。
・「獲れるはずの評価」を逃していないか。
・「なぜか評価される人」が戦略的にやっていること。

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2024年09月08日

Posted by ブクログ

書かれている内容は半々くらいで理解した方が良いが、日々全力で仕事に打ち込むよりもほんしょのようにあざとくメリハリをつけて仕事することは非常に大事。学ぶべきところも多い。

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2024年09月01日

Posted by ブクログ

参考になる部分も多かったけど、当てはまらなさすぎてさらっと流すところも。
ある程度経験を経てから読んでなるほどっておもったところもあるから、若てすぎる時に読む必要はないかも。

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2025年12月06日

Posted by ブクログ

テクニック的なことが多く、まだそんなに自分にとって役立つことは少ないかもしれない。というより、恐らく自分はそんなに器用じゃなくコスパよく評価をあげながら仕事をすることは向いていないのかもしれない。
もう少し慣れてきてからまた読みたいと思う本だった。
だが、ミスは人の前ですることでその大きさが測れるようになる、というのは自分にとって新しい学びだった。ミスをするのが怖い、と思う部分はあるが、いずれ成長できるならとはじめは恐れずに挑戦するようにしよう。

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2025年10月02日

Posted by ブクログ

ズル賢い先輩からアドバイスをもらっているような、そんな親しみやすい文章で書かれていてとても読みやすい。
作者はこんなこと考えて仕事していたのであれば、そりゃコスパ良く出世するよなーと想像できた。
世に蔓延るスピード出世する人たちがそれとなくやっていることを言語化するとこーゆーことなんだよねと。
そして何よりこの本にあることをみんなできてしまったらいいなと思う反面、怖いことになるなと思う。自分はそこでどう戦うのだ?と。
まぁきっと新しい評価軸ができるんだろうけど。
ある意味で自分の部下たちがみんなこんな考え方で動いていたら上司なんて必要なくなる。
あ、必要なのか。
評価してくれるひとがいなきゃダメだから。
いや、面白かった。

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2025年07月21日

Posted by ブクログ

オーディオブックにて。
メガバンクのような日本的企業で出世する方法を説く。日本企業の悪しき風習は受け入れた上でそれに自らを最適化させていくような印象であり、どうにも違和感は拭えなかった。

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2025年06月14日

Posted by ブクログ

日本の伝統的大企業で効率よく立ち回って、コスパ良く出世するためのテクニック集、みたいな話。

まあ、日本の大企業に本書に書かれているような要素があって、それを無視していては仕事が上手く回らないというのは確かなのだけど、こうして一冊の本として読んでみると、何というかやっぱり本質的じゃないよね。という感想。

現場で必要な実務能力は身についているという前提で、本書のようなことも考えて、というバランス感覚が必要。

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2025年01月05日

Posted by ブクログ

20代向けの"サラリーマンルールブック"と言った所でしょうか。書き口調と視視点が30代前半っぽいな、と。

普通に少し賢い大卒サラリーマンなら知らず知らずのうちに使っているちょっとしたテクニック集と言う印象。愛社精神は不要と言うのは同意。

情報通信系会社からするとメガバンと言う業界はこれまた独特の社内のお作法で成り立っているんだな、と。その観察と言う意味で読んだ方が面白いかも。

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2024年12月21日

Posted by ブクログ

テクニック論に終始しており(そういう本だから良いのだが)、志の低さに若干萎える。JTCで偉くなるとはそういうことなのだろう。

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2024年10月13日

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