【感想・ネタバレ】アンガーマネジメント大全のレビュー

あらすじ

●多様性の時代に注目されるアンガーマネジメント

「アンガーマネジメント」は怒ることを否定するのではなく、自らうまくコントロールして適切なコミュニケーションを促進する手法。2020年6月のパワハラ防止法の施行で注目されたあと、ダイバーシティ&インクルージョンの考え方が広まったことで、さらに関心の裾野が広がった。

本書は、『怒りの扱い方大全』(2021年7月)を改題して出版。『日経文庫 アンガーマネジメント』を読んだ後、より事例を知りたい人にとって最適な1冊。

ポップなイラストや図を多用。チームで怒りに対処したり、自分に対するイライラにも対処できるようになる。

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Posted by ブクログ

参考になる考え方はいくつかあり、かつすぐに実践できそうな簡単な事柄だったため非常に有益な本だった。何度も読み返し、習慣づけばより充実した時間が過ごせると思った。

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2025年08月07日

Posted by ブクログ

 本書は、「怒りの扱い方大全」(日本経済新聞社)という書籍を改題して文庫化されたものである。各章Q&A形式でまとめられており、「怒り」という感情について学ぶことができたと思う。特に第5章(自分へのイライラ)については試してみようと思うことが多くあり、怒りを感情の一つとしてうまく付き合っていきたいと感じた。

1. 怒りの仕組みを知っておこう
・「怒り」は人間にとって自然な感情。怒り=防衛感情
・完全になくすることはできない
・怒りの感情はその人の「べき」。程度は人それぞれ違う
・アンガーマネジメントは怒りの感情と上手に付き合うための心理教育・心理トレーニング
・トレーニングの一つにアンガーログがある
2. まずは小さな怒りをしずめる練習から(初級編)
・怒りを「お願い」に変えて伝える(相手に求めすぎない)
・「叱る」のではなく「リクエスト」する
3. ちょっとしたテクニックが役に立つ(中級編)
・怒りがわく→まずは6秒待つ
・誤らない相手にイライラ→「ここは謝るところだよ」と伝える
・会社の体制に不満→今できることに目を向ける
4. 重度の状況にはチームで対応する(上級編)
・安心して仕事を任せられない→過度な期待をやめる
・ミスを見越したフォロー体制(担当複数名制など?)
・パートナーの許容できないクセ→OK・NGのラインを決めて希望を伝える
5. 自分に対するイライラの扱い方
・自分への「こうあるべき」をゆるめよう→サクセスログをつけてみる
・ほめられたら素直に受け入れる(ありがとうございます)
・事実と思い込みを分けてみる
・感情を言葉にする練習をする
・自分にイライラしたら、できていることに目を向ける(マイナスよりプラスを探す)
・自分の中の怒りを数値化してみる
・語彙力を鍛える→そのためにも本を読む(参考図書:その感情、言葉にできますか?)
・気分転換メニューを用意しておく(ウォーキング、コーヒーなど)
・言いたいことを書き出してみる
・変えたいクセ→300回トライする気持ちで取り組む
・できなかったことをいつまでも引きずる→自分のとらえ方を見直す(自分はできないという思考から抜け出す)

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2024年12月14日

Posted by ブクログ

何冊かアンガーマネジメントの本を読んでるけど、書いてあることは真新しいことはなく、似たような感じかな。

6秒ルール、「べき」をなくす、人それぞれ価値観がある等。ということはアンガーマネジメントの技術はこれがしっかりできてればできるってこと。
例文は載ってるけど、基本の考えをしっかり身につけてやっていきたい。
習慣は300回トライしないと変わらないという言葉が1番心に残ったかな。

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2025年03月01日

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