あらすじ
白い部屋に閉じ込められた333人の石井。失敗すれば即、爆発の3つのゲームで試されるのは、運か執着心かーー。
14歳の唯は死にたかった。理由なんてなかった。何度も死のうとした。死ねなかった。今、はじめて生きようと思った。この理不尽な遊びから抜け出すために。
探偵の伏見と蜂須賀の元に、石井有一という人物を探してほしいという依頼がきた。劇団の主宰が舞台での怪演を目の当たりにし、その才能にほれ込んだ矢先の失踪だった。
唯と有一の身に何が起きたのか、そして二人の生死の行方はーー。
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Posted by ブクログ
デスゲーム大好きなのでワクワク♬からの……
いやぁーーーーーーーッッ後半まさかの急展開!!!
記憶喪失も記憶障害も全て1つの原因があって、
なるほどなぁそうきたか!!!!と唸った。
有一さんは序盤わりとミステリアスで魅力的なキャラだったけれど、最後辺りはめちゃくちゃうじうじしててキャラ崩壊感ハンパなかった!笑
最終的に、修治さんが一番頭のキレる格好良いキャラだったな…
出てくる皆結構好きだったが、
あくまでもデスゲームなので
確実に減っちゃうの悲しかった…
あと蜂須賀さんちょいちょい雑音かと思ったけど、
真相に至る活躍あっぱれッッ!!!
伊達に探偵助手やってないよね☆
目を覚ました後、
これから一体どうなるのだろうか…
皆をうちに感じて、強く生きることを信じて!
Posted by ブクログ
タイトルからしてデスゲーム系であろう事は想像できたけど、デスゲームの目的というか、意味が一風変わっていて面白かった。
ビリー・ミリガン知ってると、あぁなるほどなって思える。
Posted by ブクログ
とある本棚を見せてもらったときに興味が湧いて登録していた本。
始まりは突然デスゲームなのか!、と思いましたが、なんかきちんと謎めいて面白かった!
だから皆、“石井さん”なのね!
引き受けた仕事は、休むにしてもできるだけ迷惑をかけちゃだめかもよ、とは思った。
Posted by ブクログ
デスゲームものはやっぱり勢いがあっておもしろい。
『イカゲーム』しかり『バトルロワイアル 』しかり『神様の言うとおり』しかり、デスゲームものってもういろんなとこで書かれてるから、こんな評価高いのはなんでかなーと思いながら読み始め、いつもの目が覚めたら知らない空間にいて突如始まるゲームねはいはいと思ってたら…なんだこれは新しいな!
間に挟まる探偵『伏見』のパートはどう絡んでいくんだろう、石井有一は運営側?と疑問を持たせながらもたまに降ってくるファイナルウェポンとかに笑わせてもらったり…
終盤、多重人格のワードが出てきた瞬間はちょっと冷めかけたけど(双子とか多重人格とかのトリックが好きでないので)まとめ方は好みで、結果的に『有一の人格を統一させるためのデスゲーム』なの良かった。
作中で出てきた『バトルロワイアル 』から始まるデスゲームものはほぼ網羅してて、いきなり理不尽な状況に置かれたり、大金のために戦ったりもそれはそれでもちろん好きなんだけど、今作のようなデスゲームものは後味が悪くなくてそう言う意味でも好きな作品だった。
第2ゲームのしりとりが禁字のルールは順番の不平等を補う意味でも賢いルールだなと思った。
Posted by ブクログ
「俺の推し本」とか「ほんタメ」で紹介されていたので拝読。
いきなり最初からたくさんの石井さんの首が飛んでいくのが怖かった(泣)。
誰かが最後に「センス終わってない?首、爆発させるとか。」って言ってたけど激しく同意(笑)!
でももう「生きる」しかないんだね。有一さんには頑張ってほしい。
Posted by ブクログ
最初は命を冒瀆するような、デスゲームに本放り投げようと…。いやいや意表付く設定。なるほど解離性同一性障害、多重人格。前作に続き…よく思い付くものだと感心するけど、楽しめるかというと…。