あらすじ
時は大正。和菓子屋のひとり娘・月子の夢は一人前の職人となって、両親に恩返しをすること。しかし、ある日店は全焼。両親は帰らぬ人となってしまった。夢が破れ、天涯孤独の身となった月子に手を差し伸べたのは、竜仙家の御曹司・栄寿だった。栄寿は月子に契約結婚をもちかけ、ふたりは栄寿の両親に挨拶をすることになったけれど…?
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2人幸せになって欲しい
4話まで読みましたが結婚をもっと反対されると思ってましたが意外に順調で良かったです。義母と義兄がすごく厄介です。2人幸せになって欲しいです。
匿名
2
主人公の月子は宵待堂という和菓子屋の娘としてまた和菓子職人として店で働いていた。
父には腕がかなわないながらも少しずつ任される商品が増えてきたころ店に地元の名士である竜仙家次男の栄寿がそこの琥珀糖をはじめ店の商品を買いに来る機会が増えた。
そんなある日店が全焼し両親を亡くした月子は栄寿に助けられる。
婚約者がいるものの婚約を破棄したい栄寿は月子にそのための仮初の妻を演じてほしいとお願いされてその代わりに和菓子屋を任されることになった。
その契約結婚は昔近くに住んでいた琥珀という年下の少年との結婚の約束をあきらめることにもなるのだがそれを胸にしまって竜仙家次男の妻として生きていくことにした。
その後栄寿は自分の両親に月子を紹介してこの人と結婚したいと打ち明けた。
狼狽して反対する父に対して母は妾の子で愛に生きるという言葉がそっくりだと皮肉を言ってきて…。