【感想・ネタバレ】精神の生態学へ(上)のレビュー

あらすじ

現象に内在する精神とは? 精神のエコロジーとは? 科学と哲学をつなぐ基底的な知の探究を続けたベイトソンの集大成.その生涯にわたる思索の足取りをたどる.上巻はメタローグ・人類学篇.頭をほぐす父娘の対話から,隠喩と類比を信頼する思考の方法,集団間の緊張を高める「分裂生成」の型とそれを回避する「プラトー」の概念まで.

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Posted by ブクログ

ネタバレ

本書シリーズは私の大学生活で最も影響を受けた本の1つである。
その上巻である本書には、グレゴリー・ベイトソンの主要概念である「分裂生成」、「論理階型・メタメッセージ」などが登場する。印象的な記述が至る所に散りばめられているが、その中でお気に入りの一節を記しておく。

父 「言語(language)が言葉(words)から成るとい
う考え自体がナンセンスだ。...。「ただの言葉」
なんてものはないんだから。」

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2024年07月31日

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