あらすじ
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本書で紹介するのは、主として時代を超えた叡智とでも呼ぶべき言葉だ。その中には、誰かから聞いた知識もあれば、長年言い伝えられてきた不朽の知恵や、僕自身の経験に照らして共感できた現代の格言もある。真の意味で僕のオリジナルとは言えなくても、すべて自分なりの言葉で表現するよう努めたつもりだ。
これらのアドバイスは、いわば種子のようなものだと思っている。その気になれば、それぞれの言葉を膨らませて、長いエッセーを書けるだろう。それでも、重要な教訓をできるだけ圧縮して、ツイッター(現「X」)の投稿のようにシンプルに記した。読者のみなさんには、自分の状況に合わせ、これらの種子を膨らませて考えてほしい。
そして、本書のアドバイスに共感できた人は、ぜひ自分よりも若い人たちに教えてあげてほしい。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
生きるための知恵を500まとめた本。
とても奥が深く、共感できる内容が多く、今後の自分の行動に活かせることが多数あると思う。500と言う数は多いが、一つ一つは短文なので非常に読みやすい。たまにレジの並び方など身近な著書の生活に関する内容も含まれているのが笑えてしまう。
Posted by ブクログ
共感できた言葉がいくつかあり参考になりました。
ときどき失敗しない人は
惰性で毎日を生きているだけだ。
裕福な人間はお金をもっている。
豊かな人間は時間をもっている。
豊かになるのは裕福になるより簡単だ。
やったことを後悔するケースは少ない。
後悔の大多数はやらなかったことに関わるものだ。
Posted by ブクログ
オトラジシリーズ。
短文で人生の指針になるような金言がまとめられた一冊。
押しつけがましくない言葉ばかりだったので、スッと心の中に入ってきた。
Posted by ブクログ
ザ・名言集。
500の言葉という事で、勇気づけてくれたり励ましてくれたりするような言葉の羅列。「どこかにあなたに響く名言があるはず」という狙いで、思惑通り、いくつか良い文章との出会いがある。これは恐らくコンディションや人によって異なるので、是非、良い言葉との出会いを求めながらページを捲ってみてはいかがだろうか。
そして私は例によって恥ずかしげもなく、一部の紹介という意味で「響いた言葉」を引用してみる。
ー あなたが誰かを許したのに相手が気づかなかったとしてもあなた自身が癒やされる。許すことは他人のためではない。それは自分への贈り物なのだ。
いつもモヤモヤしながら、口に出しもせず許したつもりになっている。あの子が私への気遣いを忘れたのは仕方ない。それを口に出すのは粋ではないし、却って強制したみたいになる。そう、気付かなくて良いのだ。だけどモヤモヤする。ああ、許すことは、自分への贈り物だと思うようにしよう。なんていう、自己満足の極意。
ー 単によいものをつくるだけでなく。傑出したものをつくりたければやり直し、やり直し、やり直すこと。目を見張るものをつくる秘訣は何度もやり直すことだ。
億劫だがやり直せ。やり直してやり直して、より良い物へ。これは本当そう。だけど私は60点くらいのできで、次から次へ。そう、作品そのものをやり直すのではなく、創作自体を別のものでやり直すというタイプ。どちらも可(勝手な解釈)。
ー ときどき失敗しない人は惰性で毎日を生きているだけだ。
ー 過去の自分について恥ずかしく思う点がないならあなたはたぶんまだ大人になれていない。
大人とは恥ずかしい生き物。そしてそれを恥ずかしげもなく生きる厚顔無恥っぷりこそが大人の大人たる生き様。
ー 実践こそ最高の教師
ああやはり。読書ばかりして何もしない人生(一応、働いている)。何かをせよ、という言葉が私には響いたようだ。