あらすじ
秦が中華統一を成し遂げた理由は、始皇帝(嬴政)の人間力と、特異な登用方法にあった!
始皇帝を支えた李信・王齮・桓齮ら将軍たちは、戦時でどう動き、何を成し遂げたのか。
映画「キングダム」の中国史監修も務めた始皇帝研究の第一人者が、「史記」や近年出土の史料をもとに、統一戦争の実像を解説。
李牧・龐煖(ほうけん)ら、秦に立ちはだかった英傑たちの史実にも迫る。
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Posted by ブクログ
始皇帝嬴政の中華統一を支えた李信、王騎、楊端和、蒙恬ら将軍たちや、呂不韋、李斯、昌平君ら文官たち。
20万の兵力で失敗したから60万で攻めるとか、捕虜を何万も切ったり埋めたり…。スケールが大きい。
始皇帝の中華統一の流れとかも分かって面白い。
Posted by ブクログ
・始皇帝本紀等をベースに、考古資料も活用し合従連衡、統一戦を解釈。合従軍は孝文王陵墓を奪取等の新解釈も。秦の徴兵・兵站は厳密な計算によるもの。
・地図による戦国時代の変遷による合従連衡、統一戦の記述が興味深い。
・家臣の列伝
Posted by ブクログ
漫画の「キングダム」が大好きなのでネタバレも含まれるのも承知で読んでみました。当時の始皇帝の考え方やその人柄がわかる記述が多く、周りの人にも恵まれていたと感じました。
目次を見て気になったので。
コミックのキングダムきっかけで、購入した一人です。
こんな昔の話は、どれを取っても想像もあり、間違いもあるだろう。
特に人の生き死になんて、正しいかどうかも不明だ。
コミックの面白さと国レベルで見た時の史実が、改めてキングダムは
うまく書けてるんだなと感心した。
当本を読む事によって、この順番に秦国に吸収されて行くのかと改めて
知った事、有名ところの人物がいて、この活躍や死に様がどのように
描かれるのか楽しみになりました。
少し、難しい単語が出て来るので、何度も読み直してみようと思う。
この本は、この本で素晴らしい内容だと思います。