あらすじ
養父の残した借金のため男娼として働くサーシャは、ある日買い上げを告げられる。奴隷として買われたと絶望するサーシャだったが、買い上げた男はユライユ・ヴォルコフという大金持ちの獣人で、なぜかサーシャのために屋敷を建てていた。訳も分からずユライユに溺愛される日々を送るが、ユライユの恋人らしき人物が屋敷に訪れ、サーシャは家出を決意する。しかしその道中足を滑らせ、サーシャは川に溺れてしまう。消えゆく意識の中で蘇ったのは、寒い冬の日に出会った一匹の犬との記憶だった。「俺はお前の全部を愛している」サーシャはユライユの熱い想いに貫かれ……豪商イケメン獣人×戦争孤児の男娼の切なくも温かい、再会のラブストーリー！
※こちらは単話1～6話のセット版です。重複購入にご注意ください。
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匿名
ウェブサイトで見つけて読んだとき、あまりの面白さに時間を忘れて涙ながらに読んだことを覚えています。
あと、彼らのその後が知りたかったことか！
今回、このような形で書籍として手に入れることが出来て本当に嬉しいです。
先生の怒涛の伏線回収には、他の作品もですが毎回驚かされます！！「頼むから待ってくれ」とは、誰の願いなのか、伏線を気にしながら読んでいただきたいです。甘々な後日談もごちそうさまでした～！
今度こそ、末永く幸せになってね！
読み応えありました！
戦争孤児で、辛い思いを重ねながら育ったサーシャ。大切な人たちに先立たれ、孤独感から無意識に死を求めるあまり、自分のことに無頓着なほど誰かを助けてしまうほど優しくて。辛いことばかりに見えた生活の中でも、実はたくさんの人に助けられ、愛し愛されていたのだということを知る、ハッピーエンドです！サーシャの言葉に涙してしまうことが何度も。
途中、このまま、そういう関係はないまま終わるのかなとも思い始めたのですが、そんなことなかった！そちらもなんだか愛おしい二人でした！
物語の背景やストーリー自体にも引き込まれて、文章も読みやすくしっかりとしていて、他の作品も読みたくなりました。
サーシャの生い立ちを読んでる間涙が止まらなかった。戦争によって親をなくしそこからスラムで自力で生活してる時に出会った狼と少女。人攫いにあってそこから養父との生活、そして男娼として今にいたる。ユライユの執念がすごかった。見つけた時失神するわけだ。ほんと幸せな結末で嬉しい
