あらすじ
史上最悪の爆弾魔が囚われた。
そのとき新たな悪が生まれた。
東京地方裁判所、104号法廷。
史上最悪の爆弾魔スズキタゴサクの裁判中、突如銃を持ったテロリストが乱入し、法廷を瞬く間に占拠した。
「ただちに死刑囚の死刑を執行せよ。ひとりの処刑につき、ひとりの人質を解放します」前代未聞の籠城事件が発生した。
スズキタゴサクも巻き込んだ、警察とテロリストの戦いが再び始まる!
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
爆弾2!!
先日、『爆弾』映画もしっかり観ました^_^
ちゃんと映画のキャストで脳内再生され、より鮮明に楽しむ事が出来た。
この流れはしっかり3へ繋がりますね
やりたい事って何だろう?
気になるー
Posted by ブクログ
ながらオディブル。
本屋にないのよ、この本。
映像から入ったから、聴きながらもタゴサク、類家、倖田‥俳優陣が浮かんだ。
犯人たちは誰にやってもらおうと想像したりして。
ちょっと泣いてしまった。この本でまさか泣くとは思わなかったけど。ますます映画化に期待。
Posted by ブクログ
面白かったー!!!!!
今回も類家やスズキタゴサクの内的独白はなくて
本当は何を考えているのか、ずっと考えてた
最初に貼られた伏線が最後になって
そういうことかーー!!!ってなったり
というか、なんで盗聴したの?
そういう指示があったりするんですね
そして矢吹くんも出てきてもう……
最後がドロドロのバットエンドじゃない所
作品の読みやすいところだなあって思う
そして、なんだこの言葉...?と
思ったものは全部検索しているのに
ひとつだけ後回しにしてしまって
何かも忘れてしまった……泣
もう一度読み直した時に調べよう
Posted by ブクログ
『爆弾』の続編。今回はタゴサクは脇役。主人公の柴咲奏多の話を聞いて社会問題として考えさせられることが多かった。
以下、タゴサクについてネタバレあり。
タゴサクは序盤はうざくて、その後しばらくは存在感なし。終盤になって本領を発揮する。前作の『爆弾』でも思ったが、絶対にバカではない。なんだったら学歴もありそう。
今回、タゴサクの言葉で心の残ったのは、「勝手に期待されて、勝手に利用されて、勝手にがっかりされるのは、もう飽きました。こりごりです。」重いな。
ラストはタゴサクに考えるところができたみたい。
これまでは「命なんて惜しくありません。」というスタンスだったが(どこまで本心かは不明だが)、「もう少しやりたいことが見つかったんです。もういいやって、そう思ってたはずなんですけど、まだちょっと、生きてみたくなったんです。それは間違いなく、お嬢さん、あなたたちのせいですよ?」と言って立ち去る。
前の発言から推測するに、他人からの評価ではなく「自分軸で生きる目的ができた」と言っている。何をしようと思っているのかが気になる。
「お嬢さんたち」と言っているが、「たち」って誰だろう。今回、わざわざ柴咲奏多のことも救ったので彼(ら)も含まれるのか。そして最後の”?”はなんなのか。
続編が早く読みたい。
Posted by ブクログ
すずきたごさくまた逃げちゃったよう、爆弾3を更に待たなきゃならないのか、まるでリカシリーズのようになってきたなあ、類家、倖田と言った前作からの顔馴染みも出てきて映画の続編もほぼ決定じゃないかな、それはそうとたごさくの正体がまだまるで分からない、そろそろ3作目で種明かしみたいなものも期待していいのかなあ、しかし今回の事件はクソみたいなものだし、次はもう少し問題作を期待したい。
Posted by ブクログ
また続きが気になる〜!!
爆弾の淡々と事件が進んでいくのとは違い、皆の中の信念が垣間見ることができるストーリーでした。
そのため、スピード感は爆弾の方がありました。しかし今回も類家さんとタゴサクの思考の重なりが見れてよかったです、似たもの同士、ですねやはり。
必ず続編が出るタイプなので次も楽しみです。
Posted by ブクログ
生配信の意図が、衆人環境での立て籠もり犯の警察への交渉の圧力だけでないものがあったのに驚いた。なるほどそう使うかって感じで。
類家VSタゴサクのバチバチ感が少なかった。
タゴサクの長台詞が読みたかったので中盤はちょっと寂しかった。
最後の独壇場にやっぱりなーって感じ。
教祖様はタゴサクには似合わない。
今回は犯人側の境遇に考えさせられた。
しかしそれに興味なさそうな類家はやっぱりタゴサク側なんだろうかと怖さも感じた。
Posted by ブクログ
こちらも面白かった!法廷でも相変わらずのスズキタゴサク!今回は脇役?だけど異質さがまた際立っていた。交渉人高東、類家と立てこもり犯の柴咲とのやりとりも読み応えがあったが、現場に居合わせる倖田の運命はいかに。緊迫感増し増し。チリップスの袋を被って逃げ惑う人質たち。命には変えられないが、これが結構嫌だなと思った。そして前作爆弾から引き続きのキャストの活躍に心がはずみました!是非こちらも映画化を!続編も期待できる終わり方!
Posted by ブクログ
『爆弾1』同様、一気に読ませる面白さがあり、さすがの出来。ただ、楽しみにしていた“類家 vs タゴサク”の直接対決が思った以上に少なく、そこは正直物足りない。二人の頭脳と話術が真正面からぶつかる場面をもっと見たかったかなぁ。
特にタゴサクの長語りを楽しみにしている読者としては、そもそもの出番が控えめなのが痛い。あの濃さ、あの存在感をもっと浴びたかった。
続編では、1作目のようにタゴサクが中心で場を荒らし、大暴れし、物語をめちゃくちゃ掻き乱してくれる展開に期待したい。
Posted by ブクログ
“スズキタゴサク”の事件から一年後。スズキの裁判中の東京地裁104号法廷で起きた籠城事件。事件は犯人により同時配信され、警視庁特殊犯捜査係による交渉は一部始終世間に晒される。
被告人スズキタゴサク、籠城犯、そして警察の闘いが始まる。
「爆弾」の映画を見たばかりだから、今回もまた脳内で映像が立ち上がり、まるで映画の続編を見たかのような臨場感。
類家の存在感やスズキの不気味さも前回同様。倖田がクビにならず、飛ばされもせずにいるのかの理由が書いてあってなるほどな〜という印象。だけど、この子は警察官には向いていないという印象は今回もさらに深まった。けど、スズキは逃亡したし、高東は倖田を気に入ったようだしで、続編書く気満々じゃんって感じ。