【感想・ネタバレ】将軍 3のレビュー

あらすじ

真田広之・主演&プロデュース
ディスニープラスにて独占配信中の
大ヒット戦国スペクタクル・ドラマ原作本!
(全4巻)

時は慶長5年、関ヶ原合戦前夜。
日本の覇権をかけた武将たちの攻防。
窮地に立つ虎長の一策が放たれる──

死地を脱した虎長は伊豆でブラックソーンに鉄砲隊の整備を命じる。大坂を支配する西の総大将・石堂和成と亡き太閤の側室・落葉が虎長への包囲網を狭めており、合戦の日は着実に近づいていたのだ。だがある日、石堂の使者である根原定膳を長門が暗殺し、事態はにわかに風雲急を告げる。窮地の虎長は乾坤一擲の反撃策、“紅天”の始動を宣言するが……。

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Posted by ブクログ

フィクションで架空の人物の名前を使っていますが、徳川家康vs石田三成の構図はわかりやすく、読み進めるうちに、戦国日本という異文化の渦の中へ自分まで放り込まれたような感覚になりました。
外国人の安針の視点で物語が進むため、戸惑いと驚きがそのまま読者の視線となり、礼や忠義が命を左右する世界の緊張感がじわじわと伝わってきました。
虎長の静かな胆力も実に魅力的で、力よりも“間”で制する怖さに唸らされました。
一方で、西洋的な視点ゆえの誇張や、人物造形の分かりやすさが気になる場面もあり、もう少し湿度のある感情を見たくなる瞬間もあります。
それでも、文化の衝突を通して「正しさ」とは何かを問い直されます。
異文化の摩擦をエンタメに落とし込みながら、「忠義」や「武士道」を他人事にさせない厚みがあって、読み終えると自分の“当たり前”が少しズレたまま残りました。

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2026年07月28日

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