あらすじ
公爵令嬢のシャノンが眉目秀麗だが冷酷無情の王太子殿下・ダリウスの婚約者となって三年。二人の仲は完全に冷え切っていた。そんなある日、まさかのハプニングでシャノンを相手に妄想したダリウスのエッチな夢を見るはめに!? 「君を愛することは決してない」と言っていた王太子の妄想がこんなだったなんて! 「違うんだ、落ち着いてくれ。これは…」「ダリウス様の変態!」戸惑うシャノンだけれど、夢で見たダリウスの執拗な愛撫はあまりに情熱的で…。見た目はクールなむっつり王子×初心な公爵令嬢、淫夢が巻き起こすこじれた恋の行方は?
※こちらは単話1~6話のセット版です。重複購入にご注意ください。
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君を愛することはない
最近良く目にするこのセリフ、好きなんですよねぇ。さらに大好きな作者様だもの超絶面白いはず、と読む前から期待大。
結果、大大大満足であります。
夢魔が登場すると言う事は夢の中であんなことやこんな事が行われるわけだが。現実世界では頑なな二人にやきもきし、ヒーローのメーターが振り切れるまでは少々辛い。だがしかし、ピンチ後はお待ちかねの甘々タイム。
不埒な妄想、ささやかな願い。うるっときてからの満を持しての初夜!がちょっと面白いのずるい。
父と子、妄想対決を繰り広げる未来が見える(笑)
面白い!
じれったいくらいに、両片想いのおふたり。
ストーリーがどんどん明後日の方向に行ってしまって、大丈夫?と思ったけど、イイ感じに溺愛を伝えられてよかったよかった!
めでたしめでたし。
変態だって別にいいじゃない
斉藤和義はそう歌っています。
変態だって別にいい。
ダリウスみたいな事情と性格なら許す。
シャノンの懐の深さには惚れ惚れしたし、夢魔たちもとっても魅力的。
ハッピーで楽しくて切ないお話でした。
大好きです!
ぜひ続編を読みたいです!
ヒーローの妄想?
自分を律するがゆえの言動だったのでしょうが、ヒロインとしてはショックよね。
しっかり者のヒロインとの掛け合いは面白く何度も笑った。
夢魔のインクはとても可愛い。
現実離れしたヒーローの妄想に、ヒロインがどんどん慣れていく様も笑えました。
好き嫌いが分かれそう
拗らせ童貞ヒーローとそれでも淑女であろうとするヒロインのお話でした。
「君を愛することは決してない」というヒーローのセリフから全てが拗れた気がします。しかし童貞らしくヒロインを夢の中で何度も犯したり妄想のオカズにしたりと、途中から開き直ってヒロインに冷たい態度からは想像できないヒーローになってました。
ただ内容の半分ほどが淫夢の夢の中での二人の触れ合いなので、途中で私は飽きてきました。またその後も事件までがダラダラで事件も結局淫夢(淫魔?)絡みで目覚めないなどあるものの、淡々と進み解決し物足りませんでした。何よりヒーローのいらぬ一言でヒロインが傷ついたのも、その理由があまりにも下らなさ過ぎて冷めました。
かなりのTL小説を読んでいるので特別感はなく、私には合いませんでした。