あらすじ
発売後たちまち増刷!
発達障害の不登校児を育てながら
YouTubeでも100万回再生と大人気の精神科医さわが集めた
「親子の関係が変わる」子どもの心の声とは?
「大丈夫だよ。怒らなくても伝わるから」
「お母さんだって完ぺきじゃないんだね!」
「何度も同じこと言わないで」
「もっと認めてほしい」
「勝手に期待して、勝手にがっかりしないで」
「『あなたのため』って言うけど本当にそうなの?」
「ちゃんと私を『見て』『聞いて』『信じて』」
「ねぇ、人生って楽しいの?」
「お母さん、ただそばで笑っててくれるだけでいいんだよ」
もしも今、子育てが大変、つらいと感じていながらも、
子どもと幸せにすごしたいと願うのであれば、
勇気を出して最後まで読んでほしいのです。
なぜなら、この本は「子どもの心の声がわかる本」だから。
お母さんたちに、「子どもって、こんなふうに思っているんですよ」ということが伝わることで、
子どもとの関わり方が変わっていって、
結果的に安心して子育てができるようになっていけるのです。
この本には、精神科医としてこれまで3万人以上をみてきた著者が、子育て中のお母さんに伝えたいメッセージとともに、
「子育てで大切なこと」をまとめました。
・親がよかれと思ってやっていることが、気づかぬうちに子どもを傷つけていることも
・しつけが押しつけになっていませんか?
・不安な親ほど「見ない」「待てない」「気づかない」
・不登校、いじめ、生きづらさ……
過干渉、教育虐待、毒親……親であるかぎり、だれしも可能性があるからこそ
・子どもには子どもの人生がある
・子どもがいちばんほしいのは「安心」です
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
母親が不安だからと言う言葉がグサリと響きました。専業主婦、良いお母さん。私の不安は、多分そこなんだろうなと思います。母としての自分を完璧にしたいのかもしれません。お母さん自身が笑顔で安心して家にいること。それは私自身の母もそうあればよかったんだろうと思います。そのような環境でなかった、私が母となった今どうするか。私にはもう少し専門家によるカウンセリングが必要だと思いました。それでも、この本を読んだことで、母としてすべきことは私自身の人生を生きるということだと改めて実感できました。心配や不安、過干渉も毒親。それでは親として何を子どもにしてあげれるのか。ただそこに、隣に居て楽しそうにうんうん、と話を聞いてあげ受けとめて信頼して見守ることなのですね。子どもに対して価値判断は不要なのだということも気づけた本でした。
Posted by ブクログ
メモ
不安を煽らない
どうして欲しいかを子供に聞いてみる
親がして欲しい行為に注目する
→できていることを見つける
親のタイミングではなく、子供のタイミングを見て話す
→子供が耳を傾けそうなタイミングで声をかける
あなたがそれをされたらどう感じるかを子供に想像してもらう
アイメッセージで伝える
→それをしたら私はこう感じるなど、私を主語にして伝える。
強要ではなくやるかやらないかは相手に決めてもらう
反抗期は親の「べき思考」に気づくチャンス
→自分の価値観を見つめ直し、理想を押し付けてないかを考える
反抗期は立派な成長の証
親の価値観を子供に押し付けていないか
→気付かないうちに自分が育てられた価値観に似てしまう
愛情を通り越して支配になっていないか
こどもは親の所有物ではない
親子であっても1人の人間同士。
褒めるのではなく、感心することが大切
期待よりも応援というスタンスを取る
子供の存在が何より大切
この世界は愛と優しさで溢れている
人生は素晴らしい