あらすじ
西荻窪の老翁・百田が営む居酒屋「鳥八」で出会い、口論から始まった大吾と正祐の関係。文学を愛する、無頼な作家と人と交わってこなかった生真面目な校正者の恋は、紆余曲折を経て、互いを唯一無二の生涯の伴侶とするという選択にたどり着く。「結婚」という言葉を大切な周囲の人々に伝えていくなか、ある波乱が……。大人気シリーズ完結!!
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「鳥八」で出会った二人もとうとう結婚することに。それぞれのご両親とのご挨拶は残念ながら片方はうまくいきませんでした。同性婚っていうハードル。お話の中でもあんな祝福されてて読者としても油断してました。最後信頼おける仲間たちとの披露宴のお話に号泣しました。素晴らしい作品ありがとうございます。
Posted by ブクログ
読み終わりたくなくて意地汚く残しておいた最終巻です。何処か足りない方が後まで読みたくなるものですが、この本は大吾と正祐の職業に相応しく過不足無く終わった事に満たされております。この後は歳時記で時々消息を知れるというのも、とても嬉しく思っています。最後まで麻々原先生の美しいイラストで楽しませて頂き感謝です。