あらすじ
心地よいかどうか。それが、本当の「良い姿勢」を教えてくれる。姿勢の思い込みを手放し、身体が持つ回復力を引き出すためのヒント。姿勢をほぐすメソッド、寝相別・体癖一覧も紹介!
【背筋をピンっと伸ばすのが、本当に正しい姿勢?】
心地よいかどうか。
それが、本当の「良い姿勢」を教えてくれる。
背筋をピンッと伸ばすのが正しいわけではない。
姿勢の思い込みを手放し、
身体が持つ回復力を引き出すためのヒント。
姿勢をほぐすメソッドも
イラスト入りで紹介!
【疲れをためず、 持続可能 な身体で生きるために】
Contents
i あなたにとって 本当に良い姿勢 とは?
ii 姿勢と心の関係をひもとく
iii 疲れない姿勢をつくるセルフメソッド
自分の姿勢の癖がわかる
「寝相から読みとく体癖」一覧も収録!
* * *
気持ちよく寝て、気持ちよく座り、立ち、そして歩く。
そこに一人ひとりの良い姿勢があります。
それぞれの身体の内側から湧き上がるような、
生き生きとした、自前の姿勢を見出していきましょう。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
良い姿勢と悪い姿勢があるのではなくて、自分に合った姿勢、オンかオフかその時の状況に合った姿勢がある。善悪を二分しない著者のその姿勢がそもそもふんわりしてて心地よかった。常にいわゆる「良い姿勢」でいなければいけないような気がしていたけどそうではなくて、緩急つけて緩めるときにしっかりゆるめることが大事なんだと学んだ。
いろんなセルフメソッドが載っていたので職場でも帰宅後でも実践したい。
基本姿勢チェック、床と背中の間に手が入らない人なんているの?とか、「普通は重さを感じない」とかあったけど重さを感じない人なんているの?とか、自分ガチガチすぎることが判明したけどそれがスタンダードだと思ってたわ…せいぜい筋力不足だと思ってた。運動が嫌いすぎて、身体の使い方に苦手意識がありすぎる。
たしかに整体いくとすっきりするもんな。ゆるめるの大事。若い頃みたいには乗り切れないよね、そろそろ。
Posted by ブクログ
私の大好きなピラティスの先生のお勧めの片山、洋次郎先生の本。
「人間は、揺れる葦である」この言葉は、妙に響いた。地震の多い日本のタワマンはあえて揺れるように(揺れの影響を吸収するため)作られている。人の体も、それと同じかとはっとさせられた。現在では筋トレなどで体を動かす事は大事と認識されてはきているが、同時に緩めるほぐすことも大事とは認識されていない気がする。
現代社会ではストレスが多く、体を固める場面が増えているめると楽な姿勢を取ること、この重要性がもっとフォーカスされてもいいと思う。
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・人は、体が緩む時、ほぼ例外なく(体の右側)が先に緩む
・人が一緒に食事をすると、お互いの緊張感も緩む。お酒が入れば、なおさら。理由は、食道と胃腸がよく動くことで、胸の感情領域である玉堂が緩む。
・幸せとは一体何かそれは胸いっぱい呼吸ができて美味しくご飯が食べられること。しかし日常の中にある幸福にはなかなか気づけないのもまた事実。あの時は幸せだったとずっと後になってから気づくことも多い。
・幸福とは「呼吸器的な気持ちよさ(胸いっぱいの幸せ)」と「消化器的な気持ちよさがある(心行くまで飲んだり食べたりできる幸せ)」
・理想的なお腹の力の入れ方。お腹は上腹(みぞおち)、中腹(へその周り)、下腹(丹田=骨盤)の3つ分に分けて考えられる。上腹は力が抜けて柔らかい中腹十分な弾力がある。下腹力が入っているのが理想。
・上中心にあるみぞおちの力が抜けるほど下腹の中心に力が入る
・横並びの位置はコミニケーションがうまく取れる。それは緊張感が少ないから。
★腸骨ウォーキングを意識。膝を緩めて競歩の人が骨盤を回転させるように歩いているのをイメージ。
そのイメージを掴むのには、床の上に調剤になり、坐骨を床に押し当て坐骨で床歩いて行くイメージ。
★股関節のこわばりを座ったままリセットする方法
→股関節を深く折りたたみながら上半身を前に倒しゆっくり起こす
1️⃣足を適度に広げ、低めの椅子に腰をかける。トイレ位の便座の高さがやりやすい。
2️⃣股関節(骨盤と腿の付け根の間)に指先を置く。その際、腸骨の前側の出っ張りの下に指を差し込み、そこに完全に指先が挟まる感じが良い。
3️⃣顔はまず真上を向き、首をそらしたまま、胸もなるべくそらしながら、上半身をゆっくり前に倒していき、骨盤と腿の付け根の間に指が指先が痛い位完全に挟まっているのを感じる。
4️⃣前屈すると息が止まるがしばらくすると下腹と骨盤が自動的に動き始めて深く呼吸ができるようになる。そのまま自然に任せて呼吸を繰り返す。