【感想・ネタバレ】指輪のレビュー

あらすじ

ほんの遊び心から婚約した渉と今日子。二人の指には、お揃いの銀の指輪がはめられている。今日子はいつしか渉との結婚を切望するようになっていった。しかし約束の日、渉からの電話はなかなか鳴らず……(「指輪」)。銀狐のコートに大きなサングラスをかけた女が、ファースト・クラス・ラウンジのソファーに腰をかけていた。その彼女に男が声をかけたが……(「一等待合室」)。女と男の欲望と、?と裏切り。情愛の行きつく果てとは──あまりに繊細でスリリングな珠玉の短編集、装いも新たに復活。(解説・原田ひ香/『イヤリング』を改題)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

初めて読んだけれど、感情面は古びた印象を受けない。
女性が当たり前のように全部家事をしているとかは、時代を感じさせる。
(軽い気持ちで殴るとか、殴られた側もとんでもないこととは思ってないところとか)

短編集だから仕方ないが、全く同じ表現が別の作品で出てきたのは、残念な気持ちになった。

とはいえトータルでとても面白く、時に辛く読んだ。
また別の作品にも出会いたい。

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2024年12月30日

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