【感想・ネタバレ】組織行動の会計学 マネジメントコントロールの理論と実践のレビュー

あらすじ

【人を動かすメカニズムを管理会計の視点から解明】
「組織が、組織全体の目標を達成するために、そこで働く人々を動機づけ、まとめあげていくための仕組みやプロセス」がマネジメントコントロールシステムだ。その中核をなすのが、業績測定のやり方を工夫することで部下の行動に望ましい影響を与える「影響システム」としての管理会計の機能である。マネジメントコントロールは、工夫次第で競争力の源泉になる。本書は、マネジメントコントロールシステムをJAL、オムロンなどの事例に基づいて体系的に明らかにする初の試みである。

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Posted by ブクログ

FP&Aを志す人にとってはとても興味深い本。逆に言うと、それ以外の人にはあまり刺さらない本かもしれない。
学術的な匂いがある程度するのが自分好み。謙虚な大学の先生が書く文章は、ある程度抑制が効いていて良い。
元々、この青木先生は伊丹先生との共著で存在を知っていたが、その本の現在へのアップデート版といったところだろう。

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2025年04月13日

Posted by ブクログ

マネジメントコントロールシステムと言う管理会計の1つの手法を使って、組織を最適な方向に動かす論理
JALとオムロンを例にしながら解説されている
会計学とタイトルにあるが、どちらかと言うと経営組織論のような印象を受けた
組織を望ましい方向に動かすためには、どのように業績を測定し、部門を評価し、人材を評価するか、その目標設定と実績の測定の方法について

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2024年08月24日

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