【感想・ネタバレ】ペンローズの幾何学 対称性から黄金比、アインシュタイン・タイルまでのレビュー

あらすじ

ペンローズが追い求めた「驚きの図形」が見つかった!

世界中の数学ファンを熱狂させたペンローズ・タイルの発表(1974年)から半世紀──。
「隙間も重なりもなく平面を敷き詰める図形」=平面充填を探究するシンプルな問題は、幾何学を発展させ、結晶科学においてはノーベル賞をもたらす成果を挙げてきた。

2023年には、「存在しない」と考えられてきた図形「アインシュタイン・タイル」がついに発見された。
非周期モノ・タイルとよばれるこの図形は、いったいどんな形状で、どこがどうすごいのか?

数学者だけでなく、アマチュア愛好家によっても偉大な発見が続々となされてきた平面幾何の世界。
パズル感覚で楽しむことができ、しかも奥行きの深いこの分野で、「次の大発見」をもたらすのは、あなたかもしれない!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

平面充填問題というらしいんだが。
ある特定のタイルで隙間なく平面を埋め尽くす。簡単やんと思うが、それが、同じパターンの並びを出さない非周期、それも、周期的にもできるけど非周期にもできるではなく、非周期しかできない「非周期タイル」となると俄然難しくなるらしい。
1964年に初めて発見された時は、2万種類以上のタイルが必要だった。

ロジャーペンローズが1974年に、これを二種類まで圧縮してから半世紀、とうとう一種類で非周期に平面を埋め尽くすタイルが発見された。

なんだかとってもすごいことなんだが、どうも数学家の、こういうことに興奮する感覚に寄り添うことができないことを再確認。数式、行列が出て来たところで心が遊離した。

デザインとしては素直に面白いと思うんで、なんも考えないで理論飛ばせるところは、気持ちよく読めた。

0
2025年02月06日

Posted by ブクログ

数学は全然わからないけど、模様を見るのは楽しい
これからは壁紙が気になってしまう
エッシャーの絵を見たくなった

0
2024年09月12日

「学術・語学」ランキング