【感想・ネタバレ】シティ・ポップ文化論のレビュー

あらすじ

シティ・ポップから考える都市・音楽・イメージ

シティ・ポップを準備した70 年代の都市文化から80 年代の流行、そして2020 年代の世界的なリバイバルまで現在進行系のカルチャーの輪郭を捉える9 つの講義を収録!

70~80年代の日本で流行し、近年、国内外のミュージシャンやリスナーから再発見されリバイバルしている「シティ・ポップ」。雑誌、書籍、テレビやラジオなど、さまざまなメディアで特集されるなど、シティ・ポップは今まさに再定義・再言説化されつつあるが、本書ではそうした議論を踏まえ、さまざまな領域を専門とする執筆者が、シティ・ポップを取り巻く流動的な状況と歴史を、多角的に分析する。
インターネットを中心に起きた現在のリバイバル、80年代当時の文化的状況、シティ・ポップを準備した都市文化の隆盛、世代を超えた評価の背景、アジアやアメリカなど諸外国での受容と展開など……シティ・ポップを起点に、都市、音楽、イメージ、そしてそれらの関係性について考えていく。

2022年に東京都立大学で開催され大きな話題となった連続講義が待望の書籍化。

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Posted by ブクログ

大学の講義の文字起こしでありまた講師陣も豪華である事から正直ありがたく読ませていただいた。
多分まともに講義を申し込んだら数万円は下らないだろうな。
内容は多面的、かつ深掘りするところはしっかりしており少し難しかったけど参考になった。
自分の感覚ではシティ・ポップが流行った80年代の音楽はかなり特殊なのでその理由なり背景を知りたかったけどそこまでは至らなかった。

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2024年07月21日

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