【感想・ネタバレ】「ふつうの暮らし」を美学する~家から考える「日常美学」入門~のレビュー

あらすじ

よりよい“世界制作”のために、私たちの家を考えよう――。哲学の一分野である美学の中でも、とりわけ新しい学問領域「日常美学」初の入門書。本書では、芸術を中心とする旧来の美学界に「女性の領域」として長らく無視されていた「家」を中心に、掃除と片付け、料理、椅子、地元、ルーティーンを例として、日常の中の「美」を問い直す。新進気鋭の若手美学者が冴えわたる感性でまとめ上げた、センセーショナルな一作!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

日常美学を持ち世界製作していくことで、世界を変えていく。
気になった文章
・3つの機能美:
ぴったりに見える-反標準的性質が一つもなく高い機能性を示す可変的性質が多い。(セブンチェア)
合理化された見た目-標準的性質ばかり持っている(スツール60)
視覚的緊張-反標準的性質を持ちつつ、そのモノとしての機能を果たしている。

・SNSによって自分の日常を自分で眺める習慣をつけ、自分なりに改善を模索していく技法として機能している。

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2024年09月02日

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