あらすじ
絢爛な中に漂う死の気配。歴史と名画がスリリングに交錯する!
大王朝が沈みゆく時、人々は美とエロスと死の気配に溺れた――。
クリムト、シーレ、ヴィンターハルターら42点の名画と“ウィーン激動の時代”がスリリングに交錯する絵画エッセイ!
絵画はすべてオールカラー、高品質印刷ですみずみまで美しく。
“本書は、時代の必然のように登場した画家とその地の世相や事件を、できる限り多面的に捉えようとする試みです”(あとがきより)
15の章で「名画」と「歴史」と「人間」を読み解く。
\ レビュー投稿でポイントプレゼント /
※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
主役はクリムトなんだろう。前後するマカルトやシーレの話も盛りこまれ、特に前者は今まで知らなかったので勉強になった。
だが、最も興味を惹かれたのは、ハプスブルグ家の老王フランツ・ヨーゼフ1世の話だ。正直この人を題材にしたものをもっと読んでみたい。