あらすじ
「やられたらやりかえす」「ルールは破るためにある」「空気なんて知らない」「意地悪したい」「自分が楽しければいい」 これに共感する私って「ふつう」ですよね? ちょっといけないことをしたとき、ドキドキして心が躍る。意地悪、自己中、復讐にも絶妙な快楽がつきまとう。なぜ、私たちはそんな気持ちになってしまうのか? 私たちのよくない部分から、悪と善を考える。
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Posted by ブクログ
表題が面白そうで読んでみた。
自己中、意地悪、復讐、自傷行為、空気を読まないこと、反逆はなぜ楽しいのか?楽しさの原因はあまり書かれていなかったように感じた。
ただ人間は、以下のような欲求があるということを再認識できた。
エゴイズム=自分の快楽を求めること
悪意=他人の苦痛を求めること
同情=他人の快楽を求めること(苦痛を減らす)
通常悪意は良いものとされないし、自分はそんな酷い考えはしないと思っていたりする。
だけど、ゲームや物語では悪役がぐぬぬとなることを求めてたりするよね?と。
悪役や犯罪者がスッと死のうが苦しんで死のうが私にはなんの影響もないのに、被害者と同じ痛みを味わって欲しいと、苦しむことを求める感情がある。他人の苦痛を求める欲求は人間に先天的にあるんだろうなと思い、これからの自分の言動をこの観点で見つめ直そうと思った。
それは自分に影響しない、他人の苦痛を求める言動になってはいないかと。
そういった意味で読んで良かったかな。
ただ私自身はリストカットをしたことはないが、自傷行為をする理由は自分を罰したいとか自分を蔑ろにして傷つけることだけが目的ではないのでは?と思った。例えばどうしようもない怒りや苦しみに苛まれているときに、気を紛らわす手段として使っていた場合、それは自分を蔑ろにしたり罰している訳ではなく、自分を救うためだったりして後ろ向きな訳ではなかったりするのかなーと。