【感想・ネタバレ】悪女に仕立て上げられた薄幸令嬢の幸せな婚約破棄１１のレビュー

大月キエ / 古池マヤ

庶子として侯爵家に引き取られたリリティアは、病気の母の治療と引き換えに父である当主に侯爵家繁栄の手駒にさせられ、自由を奪われていた。傲慢な婚約者からは浮気相手である男爵令嬢との仲を邪推されないよう"悪役令嬢を演じろ"と命じられ、学園でも居場所がない。そんな地獄のような日々を過ごしていたある日、リリティアは世間を騒がせている怪盗・ウルティオに出会う。怪我をしていた彼を助けたことで、リリティアの人生が大きく動きだし―…？
「お嬢さん 俺と婚約破棄を目指さないか？」悪役にされた薄幸令嬢が正体不明の真摯な怪盗と婚約破棄を目指すシンデレララブストーリー！

[happymomoko · ★★★☆☆]

奴隷紋

リリティアにはジェイコブとの婚約が破棄できないよう奴隷紋が刻まれていたのでした。だから自分のことは忘れて欲しいと言いました。そうするうちにジェイコブとの結婚式の日が来ました。なんとウルティオはジェイコブに化けて、彼女をさらって行きました。ウルティオに迷惑がかかるからと頑なに誘いを拒んでいた彼女も遂にウルティオとともに行動する決意をしました。新たな展開になるであろう次回以降に期待します。