【感想・ネタバレ】夜叉の都のレビュー

あらすじ

こんな美しい日に、私は息子を殺すのだ――。

建久10年(1199)、源頼朝と北条政子の間の息子・頼家が将軍職を継いだ。
だが頼家は酒色に興じ、その期に乗じ、
政子の弟・北条義時は頼家の側近の梶原氏の失脚を画策する。
さらに北条家の危機を避けたい義時と政子の父・時政は
頼家の排斥と実朝の将軍擁立を主張、政子は武士の府を守るため、
自ら頼家に毒を盛り、最終的に頼家は謀殺される。

頼朝亡き後、弟・義時とともに、多くの政敵を滅ぼしていく北条政子。
“夜叉のごとき”苛烈さで幕府を守り抜いた政子を描く迫力の歴史巨編。

解説=本郷和人

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Posted by ブクログ

あまりここら辺の時代背景の作品は読んだこと無かったので、取っ付き難いところもあったが、しっかりとしたストーリー構成で良く仕上がった読み応えのある作品だったと思う。歴史の教科書で、鎌倉幕府を開いたのが源頼朝なのに、元寇や幕府終焉のときはなんで北条なの?と不思議に思っていた疑問がなんとなく分かった気がした。

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2025年03月29日

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