【感想・ネタバレ】シリーズ「あいだで考える」 ハマれないまま、生きてます こどもとおとなのあいだのレビュー

あらすじ

いま、子どもと大人の境界はますます曖昧になっている。本書では、子どもにも大人にもハマれないまま生きてきた著者が、自らの「子どもと大人のあいだ」を見つめ、そこにうごめく性と暴力、死への衝動や生のあがきを正直に、飄々と描く。幼少時から周囲の求める「○○らしさ」と闘い、やがてフェミニズムとキリスト教に出会い、言葉と思想を得てきたプロセスを語りだす。子ども/大人の二分法を超え「ひと」のありようを問う1冊。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

何つーか、赤裸々な本だった。初読みの作家さん。16歳の時の自殺未遂から始まり、子どもの時期も周りから浮いているというか、まさにはまっていないと感じ、大人になってもその感じはあると。感受性豊かというか、時代に巻き込まれず違和感をちゃんとキャッチできていたなんてそういうセンスのある人なんだろう。世代が近いから登校拒否や結婚がよしとされてた時代のこともよく分かる。まさに非正規雇用で暮らしてるし。女が未婚のまま生きていられるなんて、私はほんとにいい時代に生まれたよ。

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2025年06月19日

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